「面会」と「面談」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

面会は「人と人が直接顔を合わせる行為のこと」。

「対面」と言い換えると分かりやすい。

面談は「人と人が直接会って話をする行為のこと」。

「対談」と言い換えると分かりやすい。

面会は会うことで、面談は会って話すことになります。

人は会えば必ず話をするのですが、言葉としては会うことに重きを置くか、話すことに重きを置くかの違いなのです。

「面会」は顔合わせ

「面会」は「面が合う」ことですから、顔同士が直接会う行為になります。

ですからテレビ対談などでの遠隔操作によるものは面会とは言いません。

顔合わせなので、その人の発する雰囲気などが肌で分かるのです。

対面も同じ意味になります。

「得意先の社長に面会を申し入れたら了承された」「受付で飛び込み面会を申し入れた」などと使います。

「面談」は会って話すこと

「面談」は面会と同じなのですが、人間は会えば話をするのですが、挨拶程度なのか、落ち着いて話すことなのかで違ってきます。

予約している場合は、相手もそれなりの対応をしますから、応接室などで話をすることになります。

偶然に合い、立ち話程度でも面談と言えなくもないのですが、少し無理があります。

しっかりと話し合うことが面談なのです。

「面会」してするのが「面談」。

「面会」の約束をして出向けば、当然「面談」となります。

外回りの営業マンは事前アポを取り付け、得意先と「面会・面談」をしているのです。

日本では飛込営業がありますが、欧米ではアポなしは会いません。

「面会も面談」も相手の時間を取らせる行為なので、事前アポイントメントが必至なのです。

日本では居れば会うのが当然と言う考えがまだあるようです。

「面会」と「面談」とは

「面会」は会う行為そのもののことを言い、「面談」は会って話をじっくりすることを意味します。

基本的には事前にアポを取り付け、「面会の上、面談」となるのが普通です。

運が良ければ、アポなしや飛込み営業でも「面会・面談」してくれるのが日本の良いところですが、欧米では全く通用しないことです。

「見込み顧客に面会を申し入れが、丁寧に断られた」と使います。

最新の記事はこちらから