仕打ちは「故意に相手に負担になることをすること。」
「負担」と言い換えると分かりやすい。
しっぺ返しは「仕打ちをされた側がお返しにする仕打ちのこと」。
「仕返し」と言い換えると分かりやすい。
仕打ちはあることを根に持ち、ことある毎に相手の負担になる嫌がらせをすることです。
しっぺ返しは立場が変わったら仕返しをすることです。
「仕打ち」は相手に対する肉体的・精神的負担
「仕打ち」は相手を低く見て肉体的や精神的に負担となる行為をすることです。
「いじめ」なのですが、行為そのものを意味するのです。
相手が上でも、相手を貶めることをすることも「陰湿な仕打ち」と言えます。
表面上はあたかも正当な理由があっても故意のことがほとんどで、相手に負担をかけ有利に事を進めることを言います。
「しっぺ返し」は報復
「しっぺ返し」は「仕打ち」を受けている側が、我慢の限界になると行う報復処置のことです。
相手に対する「仕打ち」として実行します。
報復を受けた側は非難をしますが、元は「仕打ち」をしているのが原因であることを認めようとしません。
「陰湿な仕打ち」をされている方は「大人の対応」をするだけの度量を持っているのですが、限度になればきつい「しっぺ返し」をするのです。
「仕打ち」と「しっぺ返し」は力関係
「仕打ち」をすれば同等の「しっぺ返し」を行うのが国際慣例です。
例えば、米中の関税の掛け合いも良い例です。
また、日韓の問題もそろそろ日本の「しっぺ返し」が始まろうとしています。
米中はほとんど対等に見えますので、お互いの譲歩がし易いのですが、日韓は対等とは言えずいずれ弱い国が負けるか大幅譲歩することになるのです。
「仕打ち」と「しっぺ返し」とは
「仕打ち」は相手に故意に肉体的・精神的な負担を強いることです。
いじめ行為と言えるもので一方的になることがあります。
「しっぺ返し」は一方的な状況から、報復が行われることですが力関係で結果は異なります。
力関係が対等ならば、譲歩をし合うのですが、対等でなければ、弱い方が折れるより仕方ありません。
かつての大戦もきつい「しっぺ返し」を受けたということです。