瓢箪から駒が出るは「意外なところから意外なものが出ること」。
駒は馬を指しており、瓢箪から馬が出るような、予想外の光景を表しているのです。
冗談から駒が出る」は「冗談が本当になること」。
冗談のつもりで言ったことが現実で起きるという意味で使います。
ただ、意外なところで意外なことが起きるという意味でも使われるので、瓢箪から駒が出ると同じ意味でも使用可能です。
「瓢箪から駒が出る」の意味
瓢箪から駒が出るとは、意外なところから意外なものが出ることです。
駒とは馬を意味しており、瓢箪から馬が出るという、常識では考えられないような状況を指しているのです。
したがって、本当に予想外と評価できるようなシーンで使っていく言葉と言えます。
かなり有名な言葉なので、知らない人は世の中にほとんどいないと思われます。
「冗談から駒が出る」の意味
冗談から駒が出るとは、冗談が本当になることです。
瓢箪から駒が出るという言葉をもじって作られたもので、冗談のつもりだったのに、それが現実のこととして起きてしまったというケースで使います。
ただ、同じように意外な場所で意外なことが起きるという意味でも使うことはできるので、瓢箪から駒が出るに近い意味と評価できます。
「瓢箪から駒が出る」と「冗談から駒が出る」の用法や用例
「この前、妻のへそくりを見つけたんだが、まさかと思えるような場所に隠してあったんだ。
だから、見つけたときにはまさに瓢箪から駒が出ると言える状況だったよ。」
「冗談のつもりだったのに、それが現実で起きることがたまにあるよな。
そういうときには冗談から駒が出るという言葉を使うといい。
これはまさにそういう状況を表現しているから。」
瓢箪から駒が出ると冗談から駒が出るは同じ意味として使える
瓢箪から駒が出ると冗談から駒が出るに関しては、どちらも意外な場所で意外なものが出るという意味で使用することができます。
だから、同じような意味として使うことができるのです。
ただ、冗談から駒が出るについては知名度が低いという可能性が考えられます。
だから、そもそもそういう言葉があること自体知らないというケースもあるでしょう。