「ネコ」と「ウミネコ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ネコは「ネコ科に属する小動物のこと」。

「ペット」と言い換えると分かりやすい。

ウミネコは「ネコの様に鳴くカモメの仲間の海鳥のこと」。

「海鳥」と言い換えると分かりやすい。

「ウミネコ」は「ネコ」の様に鳴くことから名付けられたカモメの一種の海鳥で「海にいる猫」ではありません。

しかし、鳴き声は「ワォーワォー」と聞こえ、「ニャーニャー」とは違う様ですが人によっては「ネコ」に聞こえるのでしょう。

「ネコ」はペット動物

「ネコ」は小動物の哺乳類で、ペットとして飼われているか、野良ネコ・地域ネコなのです。

一部イリオモテヤマネコの様な野生もいます。

性格は温厚で、盛りが付く頃は激しく喧嘩をしている様に鳴きますが、普段は至っておとなしい動物です。

ネコ科にはライオンやヒョウ・トラなどの大型ネコがいます。

他にはボブキャット・オセロット・サーバル・カラカルなどがいます。

「ウミネコ」は海の鳥

「ウミネコ」は港や海岸に多く生息するカモメに大変似ている鳥のことです。

カモメとはほとんど見分けが付かないくらい似ているため、鳴き声で判断します。

カモメが甲高い声に対し「ウミネコ」は低い声になりますから分かります。

「ウミネコ」は鳴き声が「ネコ」に似ていると言われています。

嘴は鋭く赤・黒・黄色の三色ですが先だけ赤黒でほとんど黄色です。

「ネコ」と付く動物は「ウミネコ」と「ジャコウネコ」

「ネコ」以外に「ネコ」と言う名前が付く動物は「ウミネコ」と「ジャコウネコ」になります。

「ジャコウネコ」はネコ亜科なのですが、姿はタヌキやハクビシンに似ています。

一応ネコの仲間なのでネコと付いているのは不思議ではないのですが、姿からは「ネコ」の仲間とは想像で来ません。

「ウミネコ」は当然「ネコ」ではありません。

「ネコ」と「ウミネコ」とは

「ネコ」と「ウミネコ」は名前が似ているだけで全く別の動物になります。

鳴き声に共通するものがあるという理由で「ウミネコ」と付けられただけの海鳥です。

むしろ「カモメ」と瓜二つの姿をしているのです。

港で陸揚げされた魚を狙う本物の「どらネコ」もいますから「ウミネコ」はその「どらネコ」と思っている人もいるかも知れません。

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