「二階から目薬」と「隔靴掻痒」の違い・意味と使い方・由来や例文

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二階から目薬は「上手くいかないこと、もどかしいこと」。

2階という高い場所から目薬を差すことは非常に難しく、それによってやりたいことが上手くいかないという状況を表します。

隔靴掻痒は「はがゆい思いをすること」。

靴を隔てたうえで、痒い場所を掻くという意味から、望んでいることが達成できない状況を表しているのです。

「二階から目薬」の意味

二階から目薬とは、上手くいかないこと、もどかしいことです。

2階という位置から目薬を差すのは非常に難易度が高く、難しい行為であるため、そこから上手くできない、もどかしい状況を表すのです。

この言葉に関してはかなり有名で、誰もが知っているものと言えるでしょう。

だから、日常生活の中で頻繁に見聞きする可能性があると言えます。

「隔靴掻痒」の意味

隔靴掻痒とは、はがゆい思いをすることです。

靴を履いた状態で、足の裏などの痒いところを掻こうとしても、痒みは収まらないはずです。

つまり、やりたいことが上手くいかない、その結果はがゆい思いをするという状況を表しています。

隔靴掻痒についてはあまり知名度は高くなく、知っている人はそこまで多くないと言える可能性があります。

「二階から目薬」と「隔靴掻痒」の用法や用例

「俺は手先が不器用だから、こういう細かい作業はかなり苦手なんだよな。

まさに二階から目薬の状態で、上手くいかない光景になってしまっているんだよ。」

「欲しいものがあるのに、お金がなくて買えない。

非常に歯がゆい気分と言えるんだが、こういう状態って隔靴掻痒って言うのかな。

お金さえあれば望みが叶うのに、本当にどうしたらいいものか。」

二階から目薬と隔靴掻痒はどちらも上手くいかないという意味

二階から目薬と隔靴掻痒は意味はかなり似ています。

上手くいかないこと、望みが達成できないことを表しているのです。

したがって、同じような場面で使っていくことになるでしょう。

しかし、二階から目薬と比べて、隔靴掻痒に関しては知名度がどうしても落ちます。

したがって、こちらについては知らない人も多くいると言えるのです。

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