「難航」と「足踏み」の違い・意味と使い方・由来や例文

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難航は「物事が順調に進まないで滞っている状況のこと」。

もっとスムーズに進んでいいのに、そういった状況にならずにもどかしい感覚があるようなときに使っていきます。

足踏みは「その場で足を上げ下げする運動のこと、物事が全く進まない状況のこと」。

両方の意味で使われますが、後者の意味については、難航とほぼ同じです。

「難航」の意味

難航とは、物事が順調に進まないで滞っている状況のことです。

本来はもっと順調に行くはずだったのが、予定通りに進まないためにもどかしい思いをしているときに使います。

いろいろなシーンで使えるため、日常生活においてはかなり見聞きする可能性があります。

代表的なケースで言えば、捜査が難航しているなどの場面でしょう。

「足踏み」の意味

足踏みとは、その場で足を上げ下げする運動のこと、物事が全く進まない状況のことです。

どちらの意味でも使いますから、両方とも知っておいた方がいいです。

ただ、後者の意味で言えば、難航とほぼ同じと評価できます。

したがって、物事が望んだように進展しないときには、難航も使えますし、足踏みも使えるということで、そこは覚えておきましょう。

「難航」と「足踏み」の用法や用例

「今回の殺人事件の捜査についてだが、かなり難航しているようだ。

証拠と言えるものがあまり見つからないらしい。

したがって、容疑者を絞ることに関して、かなり苦労しているようだ。」

「今回のプロジェクトだが、なかなか前進しない。

完全に足踏み状態だ。

このままだと成功するイメージが全くわかないんだが、状況を打開するにはどうしたらいいかな。」

難航と足踏みは同じ場面で使われる

足踏みに関しては、その場で足を上下に動かすような運動を指すこともありますけど、難航と同様に物事が上手く進まないケースで使うこともできます。

したがって、難航と足踏みは同じような場面で使用する言葉なのです。

どちらもそれなりに見聞きする可能性があるだけに、意味はしっかりと理解しておいた方がいいと言えるでしょう。

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