「血相」と「顔色」の違い・意味と使い方・由来や例文

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血相は「顔の厳しい表情のこと」。

「怒り顔」と言い換えると分かりやすい。

顔色は「顔の表情のこと」。

「表情」と言い換えると分かりやすい。

「血相」は「血相を変えて」と使うことがほとんどになります。

「怒ったときにする表情のことです。

「顔色」は人の表情のことで「顔色が良い」「顔色が悪い」「人の顔色を伺う」などと使います。

「血相」は怒りの表情

「血相」を変えると使い、怒りに急変する時につく表情のことです。

普通の顔の表情に対して、血の気が多くなり赤くなることを言います。

例えば「そんなに血相を変えて、どうされましたか」「それを聞いて彼は血相を変えて怒り出した」「彼の形相はみるみる赤くなり、血相を変えて飛び出した」などと使います。

「血相」は表情・形相のうち怒りの表情として使います。

「顔色」は顔の表情

「顔色」は感情を表すものです。

穏やかであれば穏やかな顔色、怒れば血相を変え、悲しければ悲しい表情になり、驚いた時にはびっくりした形相になりと感情によりさまざまに変化するものです。

例えば「人の顔色を伺う」は相手の感情がどのようなのかを知ろうという行為です。

「顔色一つ変えない」はポーカーフェイスで、感情の動きを出さないことです。

「血相」は「顔色」の一つ

「血相」を変えるとは「顔色」が急変して怒り顔になることです。

数ある表情の一つと言えます。

頭に血が上るから、顔つきも赤くなるのでしょう。

怒ることは「許せない・どうして・間違っていると言いたい」などの感情が一気に襲いかかり、顔に出てしまうことです。

「血相」を変えるほどの変化はないにしても、感情のちょっとした変化は顔に出てしまうものです。

「血相」と「顔色」とは

「血相」は顔色の一つで、怒った時にするものです。

頭に血が上るため顔が赤くなるのが特徴です。

顔は「顔色」として様々な感情が映し出されるのです。

喜怒哀楽は勿論、得意顔や軽蔑した顔、凝視した顔、ポーカーフェイスや澄ました顔など様々に変化します。

「顔色が変わる」「血相を変えた」「顔色一つ変えない」「顔色を伺う」などと使います。

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