「日当」と「日給」の違い・意味と使い方・由来や例文

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日当は「1日当たりの手当のこと」。

給料とは違い、何らかの必要性によって生じる費用などを支払うときに使われます。

1日単位なのがポイントと言えるでしょう。

日給は「1日あたりの賃金のこと」。

基本的には給料に対して使われる言葉なので、仕事をした見返りとして支払われるものになります。

1日単位で給料が貰える仕事は少ないですが。

「日当」の意味

日当とは、1日あたりの手当のことです。

何らかの必要性によって、特定の費用が発生した場合にそれを1日単位で支払うのが日当です。

給料ではないため、仕事そのものよりは、それを遂行するうえで必要になる費用などを補填する存在として使われることが多いです。

だから、仕事には関係する可能性はあるものの、仕事に対する見返りとは意味合いが異なります。

「日給」の意味

日給とは、1日あたりの賃金のことです。

給料を1日単位で支払うときに使われます。

一般的には月給のケースが多いため、日給に関しては馴染みがない人も多いかもしれませんが、非正規の仕事の中には日給になっているものが含まれています。

日給の場合、仕事をしたその日に給料が出るため、その点において便利であると言えるでしょう。

「日当」と「日給」の用法や用例

「この前会社の出張に行ってきたんだが、交通費などの日当が思ったより多かったんだ。

こんなにもらえるとは思っていなかったから、嬉しい誤算だったね。」

「まとまったお金がないから、来月まで持ちそうにない。

こういうときには日給の仕事をすると良いんだよな。

働いたその日に給料が出るから、生活費をちゃんと工面することができる。」

日当と日給は1日単位という点で共通している

日当と日給に関しては、ともに1日単位で支払われるお金という意味では同じです。

しかし、日当に関しては手当てであり、日給は給料なので、その点で微妙に意味が違っています。

手当と給料はどちらもお金ではありますけど、同じものとは言えない言葉ですから、日当と日給においては、手当と給料という言葉の違いを理解しておくと良いです。

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