「山盛り」と「てんこ盛り」の違い・意味と使い方・由来や例文

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山盛りは「山のように盛り上げる、盛り付けること」。

いろいろなものに使える言葉ですけど、見た目が山に見えるくらいに盛る状況を指しています。

てんこ盛りは「食器から溢れんばかりの量の食べ物をお椀に盛ること」。

基本的には食べ物に対して使っていきますが、容器はお椀になるため、そこに関しては特徴的と評価できるでしょう。

「山盛り」の意味

山盛りとは、山のように盛り上げる、盛り付けることです。

見た目が山になっているように見えるほどに何かを盛り付けていくケースで使っていくことが多いです。

対象となるものは何でも構わないので、いろいろなシーンで使うことが可能でしょう。

日常的によく聞く言葉であり、無意識のうちに使用している人も多いと言えるはずです。

「てんこ盛り」の意味

てんこ盛りとは、食器から溢れんばかりの量の食べ物をお椀に盛ることです。

基本的には食べ物に対して使うことがほとんどであり、それ以外のものに対して使うことはまずありません。

ご飯などがお椀から溢れて、大量に盛ってある状況が典型的であり、食事のシーンでは見聞きする可能性が非常に高いので、覚えておくと良いでしょう。

「山盛り」と「てんこ盛り」の用法や用例

「スーパーに行くと、特売品が山盛りに積んであったよ。

これが今日の目玉商品なのかな。

でも、かなり安いからあっという間になくなりそうだけどね。」

「近所の定食は通常料金よりも多く払うことで、ご飯をてんこ盛りにすることができるみたいだ。

そういったサービスを利用すると、お腹いっぱいまで食べられるから便利だよね。」

山盛りとてんこ盛りは使用する場面が違う

山盛りとてんこ盛りに関しては、どちらも見た目において迫力のある盛り方が特徴的な言葉と言えます。

したがって、同じような意味に聞こえるのではないかと思われます。

ただ、山盛りはいろいろなシーンで見聞きする可能性があるのに対して、てんこ盛りは基本的には食べ物において見られる現象なので、そこで大きな違いがあると言えるでしょう。

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