「御影石」と「花崗岩」の違い・意味と使い方・由来や例文

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御影石は「神戸の御影で採れる花崗岩のこと」「墓石」と言い換えると分かりやすい。

花崗岩は「マグマが冷えて出来た火成岩のこと」。

「火成岩」と言い換えると分かりやすい。

御影石が墓石に使われるのは硬いこと、吸水率が小さいために劣化しないこと、結晶質のため磨くと綺麗なことなどです。

御影石は花崗岩で、マグマから出来ている火成岩の中の花崗岩になります。

「御影石」は花崗岩

「御影石」の「御影」は兵庫県・神戸・御影と言う花崗岩の産地から名付けられたものです。

表面を磨くとつるつるになり、見た目が大変に綺麗に映ります。

頑丈な石のため、鳥居・橋・灯篭・墓石・建材などに使われました。

特に墓石として多く使用されています。

最近ではマンションのエントランスの壁材・床材などにも良く使われます。

「花崗岩」は火成岩

「花崗岩」はマグマから出来ていますので火成岩になります。

成分は主に長石・石英で、他に雲母などが混じります。

「花崗」とは中国の地名です。

世界中で採れる石材で、御影石が有名です。

石の色は含まれる成分により異なり、黒色・赤茶色・ゴマ塩・中間的な色など様々です。

大別して黒雲母花崗岩・両雲母花崗岩・閃雲花崗岩があります。

「花崗岩」はやはり「御影石」

「花崗岩」は世界で採れますが、日本でも各地で採れます。

もともと火山のマグマですから、どこにでもあるのです。

その中でも御影石は人気があります。

壁材・床材に適していることで、あの国会議事堂も花崗岩が使われています。

また、墓石はやはり御影石になります。

頑丈さ・重厚感・高級感と表面の平滑性・ぴかぴか感は抜群のものになります。

「御影石」と「花崗岩」とは

「御影石」は御影で採れた花崗岩が江戸時代に全国に出荷されたことから、「御影石」として有名になりました。

墓石や壁材・床材などに使われます。

「花崗岩」はマグマから出来ている火成岩の一つで、「花崗岩」の由来は中国の地名です。

成分は主に長石と石英ですが、中に雲母が混入しています。

雲母の種類や含まれる成分の違いで、黒味がかったものや赤茶色・ゴマ塩などがあります。

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