「銀」と「シルバー」の違い・意味と使い方・由来や例文

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銀は「金属元素の一つで原子番号47の元素のこと」。

「しろがね」と言い換えると分かりやすい。

シルバーは「銀または銀関係・連想の言葉のこと」。

「銀」と言い換えると分かりやすい。

銀は元素のこと、シルバーは英語で銀のことですが、銀製品や銀色・銀髪・シルバーシート・シルバーセンターなどの他様々な使い方があります。

「銀」は貴金属の一つ

「銀」は金やプラチナと並ぶ貴金属の一つで、昔より硬貨や装飾品や食器などに利用されて来ました。
純度が92.5%の銀を純銀としています。

硬貨では江戸時代の丁銀・豆板銀・一分銀などがあり、近年では100円銀貨が造られました。

世界でも多数の銀貨が古来より造られ、ヨーロッパのターラー銀貨はドルの語源になったものです。

「シルバー」は銀関連の言葉

「シルバー」は銀のことですが、銀に関係するものや銀を連想するものに付けられる言葉になりました。
装飾品の「シルバー」は純度92.5%以上のものを言い、銀食器も銀製や洋銀で出きた銀色のものも言います。

日本では高齢者のことを「シルバー」と言う習慣があり「シルバーシート・シルバー割引・シルバーチケット・シルバー人材センター」などの言葉があります。

「銀」と「シルバー」は同じものですが、使い方が違います。

「銀」は「銀元素」としての使い方になりますが「シルバー」は「銀関係・銀連想」のものに使われます。

「銀」は金属地金としての価値の他、「純銀製」のものやアクセサリーのことを指します。

「シルバー」は「銀」のことも指しますが、「銀関連・銀連想」のものも含みます。

「シルバー食器」はニッケルシルバー食器のことを言いますし、「シルバー」は「高齢者」の意味でも使われます。

「銀」と「シルバー」とは

「銀」は貴金属の一つで硬貨や装飾品・食器・調度品などに使われるものです。

例えば「銀地金・純銀指輪・純銀アクセサリー・銀食器・銀貨」などと使い、「シルバー」は英語で「銀」のことですが、「銀関係・銀関連」の言葉にも使われるものです。

例えば「シルバー色・シルバー食器・シルバー人材センター・シルバーシート」などがあります。

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