「現代」と「近代」の違い・意味と使い方・由来や例文

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現代は「戦後の時代のこと」。

日本で言えば太平洋戦争の終結後を指すことが多いですが、明確な定義は存在していません。

したがって、人によって具体的な時代は異なる傾向にあります。

近代は「明治時代以降のこと」。

日本で言えば明治時代以降ではあるものの、いつまでを指すかは明確ではありません。

ただ、たいていは太平洋戦争の勃発までを指すことが多いです。

「現代」の意味

現代とは、戦後の時代のことです。

太平洋戦争や第二次世界大戦の後の時代を指しているので、主に昭和以降という言い方ができます。

ただ、現代の定義に関しては明確なものは存在しておらず、人によって言っていることが違うという状況になりやすいです。

そのため、現代という言葉は最近の時代を指しているものの、具体的な内容は定かではないのです。

「近代」の意味

近代とは、明治時代以降のことです。

日本では明治時代以降を主に指しており、近代化を達成した時代より後という意味があります。

しかし、具体的にどこまでなのか、現代との境界線はいつなのかについては明確ではありません。

ただ、現代が太平洋戦争の勃発以降が主流であることから、近代の終わりはそこまでとする考えが有力です。

「現代」と「近代」の用法や用例

「現代は戦争を終えての時代だから、国全体が復興に向かっていく状況からスタートしている。

日本の歴史の中でもなかなかない状況を含んでいるんだよな。」

「近代は日本が近代化を果たした時点を含んでいる。

それまでの武士や将軍などが存在した時代ではなく、政治家と呼ばれる存在が生まれるに至った時代と言える状況なんだ。」

近代の次が現代という扱い

近代と現代はどちらも時代区分の1つとなっていますが、つながりが感じられる状況です。

基本的には近代のすぐ後が現代になるため、近代と現代は非常に大きな関係性を持っているわけです。

したがって、共通点や似た部分を見出すこともできるでしょう。

ただ、両方とも具体的な時代としてどこまでを範囲に含むかは明確ではない面があるので、注意しましょう。

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