明言は「はっきりと言うこと」。
特定の内容に関して、濁したり、誤魔化したりしないでストレートに伝わるように言うようなシーンで使っていきます。
断言は「はっきりと言い切ること」。
意味は明言とほぼ同じです。
しかし、断言の方がよりきっぱりと言う状況です。
したがって、明言と比べると、そういった部分で違いがあるのです。
「明言」の意味
明言とは、はっきりと言うことです。
特定の内容をはっきりと伝えるときに使うので、濁したり、誤魔化したりという言い方はしません。
誰が聞いても内容がすぐに理解できるように話していきます。
明言に関しては、日常生活の中で普通にそういった話し方をしている人は割と多いはずです。
ただ、自分で認識はしていない可能性が高いです。
「断言」の意味
断言とは、はっきりと言い切ることです。
明言と比べてもよりはっきりと特定の内容を話すようなシーンで使っていくことになります。
断言までいくと、日常生活でそういう話し方をする人は多くないですし、そういうシーンも少ないと言えます。
だから、断言に関しては、多くの人たちにとってそこまで馴染みがある言い方ではないのです。
「明言」と「断言」の用法や用例
「私のクラスの担任に志望大学を伝えたら、お前には厳しいと明言された。
確かに成績的にはそれは分かっているつもりではいたが、実際に言われるとショックだな。」
「この前、同僚にお前はオシャレに無頓着だと断言された、かなりきっぱり言われたんだ。
確かにそれに関しては否定しないが、そこまではっきり言わなくてもいいだろうに。」
明言よりも断言の方がよりきっぱりと言う
明言と断言はともにきっぱりと言うときに使う言葉です。
しかし、それぞれの言葉は程度が異なっています。
明言よりも断言の方がよりきっぱりと言うため、そこに違いがあるのです。
どこまで差があるかというのは明確ではないものの、明言と断言の違いとして覚えておきましょう。
名言と断言の差は気にしないでもいいと思われますが。