「粗悪品」と「不良品」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

粗悪品は「通常の品質よりも劣っていますが、使用できないほどの欠陥ではない(効果は通常より薄い)状態のこと」つまり、使用はできるが機能性の悪い状態のものになります。

不良品は「通常の品質よりも劣っており、機能が発揮されない又は状態を悪化させてしまう状態のこと」。

つまり、使用できない状態のものになります。

「粗悪品」の意味

粗悪品とは、使用することはできるのに機能性が通常より劣っている状態のことを言います。

例えば掃除機の場合は、電源が付いて動きはするのに、吸引力が通常のものに比べて弱かったり、ごみを捨てるところのボタンが硬くて押しづらい状態を指しています。

上記の様に、通常と比べて著しく効果が薄いのに、使用することはできることです。

「不良品」の意味

不良品とは、機能が発揮されない状態で使用することができない状態のことを言います。

例えば掃除機の場合は、コンセントに電源をさしても動かなかったり、電源がついたとしてもごみを吸引せずに音だけなどの状態を指しています。

上記の様に、通常あるはずの機能が全く機能しないので、全く使用することが出来ないことです。

3つ目「欠陥品」の意味

欠陥品とは、商品の不良が原因で人やものに損害を与えてしまう状態のことを言います。

例えば掃除機の場合は、充電しているときに充電制御に不具合が生じて発煙や発火してしまう状態になり、実際に火事になってしまったり発煙を吸って人体に害が及んだりすることを指しています。

上記の様に、商品の何らかの原因で損害を与えてしまうことです。

商品不良について

商品不良な状態について、いくつか種類があることが分かったと思います。

それぞれの状態によって、法律でどのように対処されるのかも変わってきますので、お店に対して返金保証を訴える場合などは注意してください。

欠陥品は使用してみないとわからないこともありますので、ご自分の周りの製品がどういった状態か、今一度確認する必要があるかもしれません。

最新の記事はこちらから