毎回は「そのたびごとに、1回ごにという状況のこと」。
そのたびごと、1回ごとなので、結局は全てのケースにおいてという意味になるでしょう。
特定の状況は常に実現している状況に近いと言えます。
毎度は「そのたびごとに、いつもと言える状況のこと」。
毎度に関しても結局は全てのケースにおいてという意味になるため、毎回と同じ意味です。
「毎回」の意味
毎回とは、そのたびごとに、1回ごとにという状況のことです。
常に同じようなことが起きているときに使うので、いつもという言葉に置き換えることができるでしょう。
したがって、周囲からすれば単純に見慣れた光景にしか見えないはずです。
日常生活の中でかなり頻繁に使う可能性がある言葉なので、しっかりと頭に入れておいてほしいです。
「毎度」の意味
毎度とは、そのたびごとに、いつもと言える状況のことです。
結局は毎回と同じ意味と評価できるでしょう。
細かいニュアンスは違うかもしれませんが、全体的に見れば同じ意味と評価するのが妥当です。
いつ見ても同じような光景が広がっていると言えるようなケースで使う言葉ですが、毎度に関しても日常生活の中で使用することは多くあります。
「毎回」と「毎度」の用法や用例
「なぜ君は毎回遅刻をするんだ。
たまにならともかく、ここ1か月は毎日少なからず遅刻をしているぞ。
会社としてはそんな態度で仕事をされては困るんだがね。」
「このチームは連敗中だが、毎度同じ負け方をしているな。
投手は相手チームをある程度封じているのに、野手が全く打てないからそれで負けている。
打線が奮起してくれないと。」
毎回と毎度は同じ意味として理解すると良い
毎回と毎度は言葉自体もかなり似ている状況ですけど、意味もかなり似ています。
したがって、きちんと区別をすることは困難と言えます。
毎回と毎度という言葉に関しては、日常生活の中で無意識に使う人が多く、そのときには細かい使い分けを意識している人はまずいないでしょう。
だから、特定のシーンにおいてどちらを使うかは自由で良いと言えるはずです。