「混戦」と「乱戦」の違い・意味と使い方・由来や例文

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混戦は「敵味方が入り乱れての戦いのこと、実力が近い状況での戦いのこと」。

前者の意味で使われることもありますけど、後者の意味で使用されるケースが多いです。

乱戦は「敵味方が入り乱れての戦いのこと、荒れた戦いのこと」。

混戦と同じような意味を持っていると言えますが、荒れた試合などに対して使うケースも多々あります。

「混戦」の意味

混戦とは、敵味方入り乱れての戦いのこと、実力が近い状況での戦いのことです。

前者の意味で使われることもあるものの、後者の意味の方がメジャーでしょう。

実力が近い者同士、チーム同士での戦いの際には、実力差がほとんどない、誰が、どこが勝つか分からないという意味で混戦という言葉を使うのです。

差がつかない、同じような立ち位置にいるということです。

「乱戦」の意味

乱戦とは、敵味方が入り乱れての戦いのこと、荒れた戦いのことです。

乱戦に関しても前者の意味というよりは、後者の意味で使われることが多いです。

荒れた試合というのは、例えばお互いに点が大量に入るようなケースが当てはまります。

チーム戦のスポーツなどでよく使われることがあるので、覚えておくと良いと言えるでしょう。

「混戦」と「乱戦」の用法や用例

「今シーズンのプロ野球の順位予想をしてみたけど、恐らくセリーグもパリーグも混戦だと思うんだよな。

抜けたチームがないというか、戦力差があまりないから、どこが優勝してもおかしくないと思う。」

「今日の試合は本当に乱戦だ。

どっちのチームも守備が酷いから、サッカーの試合なのに大量点がどちらも入る。

なかなか見られないスコアだね。」

混戦と乱戦は同じような意味を持っている

混戦と乱戦はスポーツの試合などでよく聞かれる言葉です。

そして、どちらも敵味方入り乱れての試合という意味があります。

したがって、同じような意味を持つ言葉と言えるのです。

ただ、実際にこの意味で両者が使われるケースは少ないです。

混戦は実力が近い者同士、チーム同士の試合、乱戦は大量に点が入る試合のことを指すことが多いです。

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