「負傷」と「殺傷」の違い・意味と使い方・由来や例文

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負傷は「怪我をすること」。

基本的には怪我を意味する言葉であり、怪我をさせるときには負傷させるという言い方になります。

殺傷は「殺したり、傷を負わせたりすること」。

この2つが同時に存在するようなケースで使うので、実際に殺傷と言える場面はあまり多くありません。

それぞれが単独で存在しているシーンでは使えませんから。

「負傷」の意味

負傷とは、怪我をすることです。

基本的には怪我を意味する言葉なので、日常的に使う可能性があります。

ただ、ちょっとした怪我というよりは、若干思い怪我と言えるケースで使うので、そこがポイントになるでしょう。

例えば、戦場で負傷という言葉を使いますけど、そういった規模の怪我に対して使うことが普通にあると言えるのです。

「殺傷」の意味

殺傷とは、殺したり、傷を負わせたりすることです。

これらが同時に起きているシーンのみで使うので、使用できるケースは限られます。

つまり、2人以上に危害を加える行為が存在しないといけないわけです。

1人というケースでは殺傷に該当する状況が生まれないので、そんなに頻繁に見聞きする言葉であるとは言えないでしょう。

「負傷」と「殺傷」の用法や用例

「戦地に向かう兵隊は非常に過酷だ。

最悪死ぬ可能性もあるし、そこまでいかなくても負傷する可能性は大いにある。

私であれば、怖くて逃げだしたくなるような状況だろう。」

「逃走中の犯人は複数人に向けて刃物を振りかざして殺傷したものと思われる。

非常に危険な人物であるため、そのことを頭に入れたうえで追跡をするように。」

負傷と殺傷は被害の程度が違う

負傷は主に怪我をすることですが、殺傷は殺す、傷を負わせるという意味の言葉であるため、そこに違いがあります。

負傷に関しても怪我の程度はいろいろなケースがあるのですが、殺傷に関しては殺す場合が含まれないといけないため、そこが特に大きな違いでしょう。

負傷と殺傷に関しては被害の内容で異なる面があると知っておくと良いと言えます。

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