「ファスナー」と「チャック」と「ジッパー」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「ファスナー」は、布テープの両側に互いにかみ合うように金属製または樹脂製の小片を一列に並べ、中央の金具を滑らせることによって開閉させる留め具のことです。

英語では「a zipper」「a zip fastener」で表されます。

「チャック」は、商標名です。

「ファスナー」「ジッパー」のことです。

英語では「a zipper」「a fastener」で表されます。

「ドレスの背中載のチャックを上げる」は「Zip up dress at the back」です。

「ジッパー」は、スカートやカバンの合わせ目を閉じる留め具のことです。

もともとは、商標でした。

「ジッパーのついたバッグ」は「a bag with a zipper」です。

「ファスナー」の意味

「ファスナー」は、布テープの両側に互いにかみ合うように金属製または樹脂製の小片を一列に並べ、中央の金具を滑らせることによって開閉させる留め具のことです。

「締具」や「留具」の総称です。

スナップ・かぎホックなども含みます。

一般的には、「スライドファスナー」を指します。

「チャック」「ジッパー」ともいいます。

1891年に、米国のW.シャドソンが考案しました。

L.ウォカーやG.サンドバックらによって改良され、工業化されました。

これにより「ジッパー」の名前が定着しました。

1959年、樹脂ファスナーが登場して用途が広まりました。

以下のように使います。

太ったのでファスナーがしまらない
財布のファスナーをあける
バッグのファスナーが開いてますよ

「チャック」の意味

「チャック」は、商標名です。

「ファスナー」「ジッパー」のことです。

「きんちゃく」をもじった造語という説があります。

1891年、米国で考案され、日本では、1927年頃、「チャック印」の商標で売り出されました。

一般的に、「スライドファスナー」は「チャック」の商標名でとおっています。

以下のように使います。

ドレスの背中のチャックをしめる
カバンのチャックをあける
パンツのチャックを下ろす

「ジッパー」の意味

「ジッパー」は、「ファスナー」「チャック」のことです。

スカートやカバンの合わせ目を閉じる留め具のことです。

もともとは、商標でした。

元来は留具のことです。

クリップやスナップやホックなどが含まれます。

日本では、「ジップファスナー」を指します。

「スライドファスナー」とも呼びます。

「ジップファスナー」から「ジッパー」の商標が生まれました。

「チャック」の商標で呼ばれることもあります。

金属製と樹脂性がありドレスやスカートやズボン、カバンの口などに使われます。

以下のように使います。

ジッパーがしまらない
ジッパーを上げる
ジッパーが開いたままになっていますよ

「ファスナー」「チャック」「ジッパー」は、 布テープの両側に互いにかみ合うように小片を一列に並べ、中央の金具を滑らせることによって開閉させる留め具のこと
「チャック」「ジッパー」は、共に商標名です。

「ファスナー」「チャック」「ジッパー」は、類語です。

共通する意味は、「日本の布テープにつけた細かい歯をかみ合わせて止める道具のこと」です。

衣服の合わせ目、カバンの口などに広く用いられています。

「チャック」「ジッパー」は、共に商標名です。

<商標>
営業者が自己の商品やサービスであることを示すために用いる標識のことです。

「トレードマーク」ともいいます。

サービスに関する商標は、「サービスマーク」といいます。

商標法に基づいて、特許庁に登録された商標は、その指定商品や指定役務について排他的また独占的にこれを使用できます。

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