価値観は「物事に対する各自の考え方のこと」。
特定の物事に関してどう感じるかについて表す際に使う言葉であると言えます。
世界観は「世界や人生に対する各自の見方のこと」。
ただ、フィクション作品における世界の設定として世界観という言葉を使うこともあり、そういうシーンの方がむしろ頻繁に聞く機会が多いと言えるでしょう。
「価値観」の意味
価値観とは、物事に対する各自の考え方のことです。
特定の物事に関してどう感じるかを表すときに使っていく言葉ですけど、人の数だけ価値観が存在する可能性があり、価値観の中身に関してはいろいろなものがあると評価できます。
価値観に関しては、一般的な善悪などは考慮せずに存在するものであり、人々の感情が優先される概念です。
「世界観」の意味
世界観とは、世界や人生に対する各自の見方のことです。
世界や人生をどのように考えるかを表す際に使う言葉ですが、この世界観については、物語などを作る際にその物語の中の世界の設定に対して使われることもあります。
フィクション作品に関しては、設定が割と自由であるため、それぞれの世界は全く別個になりやすいので、世界観も異なりやすいのです。
「価値観」と「世界観」の用法や用例
「価値観に関しては、とりあえず常識的な善悪は取っ払って考えられる傾向にある。
したがって、場合によっては法律なども無視されることになるが、それが価値観というものなのだ。」
「このゲームの世界観は非常に面白いな。
ファンタジーではあるけれども、よくあるものとは違った個性が感じられて、それが全体的に面白く感じられるんだ。」
価値観と世界観は別々の状況を表している
価値観と世界観という言葉については、意味としては別であると評価できるでしょう。
価値観は人々が抱く物事に対する考え方のことですが、世界観は世界や人生に対する見方のことで、実際はフィクション作品における設定などを意味することが多いです。
似ている部分がないわけではありませんが、大雑把に言えば異なる意味になると言えるはずです。