「九州大学」と「九州工業大学」の違い・意味と使い方・由来や例文

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九州大学は、九州地方における中核的な存在となる国立大学です。

九州地方において、地方最大かつ中心となる国立の総合大学として君臨しています。

学生は15000人を超える数で、キャンパスも5か所にわたって構成されています。

九州工業大学は、九州地方における工業大学であり、多数の優秀な卒業生が、各界で広く活躍しています。

九州大学とは

九州大学は、福岡県福岡市西区に本部を置く国立大学です。

15000人を超える学生数を誇り、12の学部、そして18の学府、16の研究院によって構成されています。

1949年に旧制大学などを包括して設置されたものですが、古くは1867年に設立された機関を前身としています。

平成に入ってから大学院重点化を行ったこともあり、大学院を学府と研究院に分けて再編されるようになりました。

九州工業大学とは

九州工業大学は、福岡県北九州市戸畑区に本部を置く国立大学です。

1949年に設置された工業系の総合大学となります。

前身は明治専門学校とよばれており、当初は将来的に文系学部も作り、ゆくゆくは総合大学として発展を遂げようとする考え方がありました。

現在は、石炭などの資源のある北九州地区において、国立大学の中でも初となる情報工学部が置かれているなど、特色ある大学として成長を遂げています。

九州大学と九州工業大学はどちらも国立

九州大学と九州工業大学は、どちらも国立大学として設置されています。

また、九州大学の前身である九州帝国大学と、九州工業大学の前身となる明治専門学校の初代総裁は、会津藩出身の物理学者・教育者の山川健次郎です。

なお、九州大学はもともと京都帝国大学福岡医科大学というのが始まりでした。

一方、九州工業大学は、多くの優秀な卒業生、修了生を6万人以上輩出し、産業界で広く必要とされる人材の育成に努めています。

九州大学と九州工業大学は全然違う

九州大学は、九州最大の国立大学であり、1949年にいくつかの組織がまとまり、新制九州大学となります。

また、2003年には九州芸術工科大学を吸収して、国立大学法人としての立場を構成させるようになりました。

九州工業大学は、本来は私立の専門学校に端を発しています。

その後、国内産業の発展のため、産業を支える人材の育成のために、特色ある学習内容が組まれています。

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