「特技」と「お家芸」の違い・意味と使い方・由来や例文

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特技は「他人には真似できない、優れた技のこと」。

自分だけができるような、他人には真似できないような、そんな優れた技を特技と表現します。

お家芸は「特定の家などに伝わる伝統的な芸のこと」。

基本的に個人に対してはあまり使われません。

何かしらの団体を対象にするというのが、お家芸という言葉の特徴と言えるでしょう。

「特技」の意味

特技とは、他人には真似できない、優れた技のことです。

自分だけができるようなものを指すことが多いので、特技に関しては持っていない人もいるでしょう。

特技に関しては、明確な定義がないため、人によってどんなものを特技とするかに関しては差があります。

だから、特技と言えるものの範囲を正確に決めることは難しいのです。

「お家芸」の意味

お家芸とは、特定の家などに伝わる伝統的な芸のことです。

基本的には団体に対して使われる言葉であり、個人に対して使われることはほとんどありません。

したがって、特定の団体が持っている優れた芸のことをお家芸と表現するのです。

芸に関してはいろいろなものが当てはまるので、具体的な範囲は存在しないと言えるでしょう。

「特技」と「お家芸」の用法や用例

「就活をするときには、面接で特技を聞かれるらしい。

ただ、私には特技がないんだよな。

他人には真似できないような、自分だけの優れている技が特に思いつかない。」

「オリンピックになると、日本は柔道が非常に強いということが実感できる。

まさに日本のお家芸と言えるのではないか。

いろいろな階級で日本の選手がメダルを獲得しているからな。」

特技とお家芸は優れた技のこと

特技とお家芸はどちらも優れた技、芸を指しており、同じような意味の言葉にも見えます。

しかし、特技は通常個人に対して使われますけど、お家芸は団体に対して使われることが多いです。

そこに違いがあるため、見分けることはそこまで難しくないと言えるでしょう。

実際、特技と比べて、お家芸を使うシーンはかなり限られます。

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