「脱走」と「逃走」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

脱走は「刑務所など監禁されている状態の場所から抜け出し逃げること」。

「脱獄」と言い換えると分かりやすい。

逃走は「単に逃げること」。

「逃亡」と言い換えると分かりやすい。

脱走は監獄を抜け出すこと、逃走はその場から逃げることです。

「あの囚人は何度も刑務所を脱走したそうだ」「容疑者は逮捕されそうになり慌ててその場から逃走した」などと使います。

「脱走」は刑務所などから逃走すること

「脱走」は刑務所など警備が厳しく高い塀で囲まれている場所から、何らかの方法で自由な外部に逃げ出すことです。
脱走の方法は容易周到に行われることが多く、考えも付かない方法が取られます。

「脱走」をテーマにした映画やドラマは多く、観る側は痛快な感じがするものです。

「大脱走」「パピヨン」などの名画も残されています。

「逃走」はその場から逃げること

「逃走」は刑務所のように隔離された場所ではなく、自由に行動できる場所からの逃亡になります。
「危険を感じて、その場から逃走した」「鬼ごっこで鬼に捕まらないように逃走した」「逃走犯はじきに捕まった」「警察署の面会室から逃走した容疑者は街中に消えた」「いくら逃走しても逃れることは出来ないと観念した」などと使います。

「脱走」を図り、まんまと「逃走」した。

刑務所の厳重な警備網をかいくぐり、脱走犯は闇夜に紛れて「逃走」しました。

個室からの脱出は鉄格子に味噌汁を吹きかけ続け、腐食させて鉄格子の棒を取り外したのです。

廊下の天井の梁を伝い外に出た逃走犯は、外部からの協力者の投げた綱を使い、高い塀を乗り越えたのです。

脱走は考えもつかない方法などで行われました。

「脱走」と「逃走」の違い

「脱走」は刑務所などで監禁されている囚人が自分の意志で外部に出ることを言い、塀で囲まれた閉鎖空間から逃れることです。

「逃走」とは監禁はされていない自由な場所なのですが、何等かの理由で拘束されそうになることや、危険を察知した場合などにその場から逃げることを言います。

「脱走犯」「脱走兵」「逃走先」「逃走ルート」などの言葉があります。

最新の記事はこちらから