「異常」と「異変」の違い・意味と使い方・由来や例文

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異常は「正常ではない状況のこと」。

何かしら変わったところ、いつもとは違ったところが確認できる状況で使う言葉と言えます。

異変は「変わった出来事のこと」。

何かしらの出来事が起きた際に、それが通常とは違ったものである、変わっていると言える際に使う言葉です。

通常ではありえないような内容のときに使用することが多いでしょう。

「異常」の意味

異常とは、正常ではない状況のことです。

通常と明らかに違っているところがある、そういったケースで使う言葉です。

異常については基本的には悪い意味で使われることが多いですが、必ずしも悪い意味の言葉ではありません。

したがって、いい意味でいつもとは違う部分があるようなときにも使用できるので、そこは特徴と言えるでしょう。

「異変」の意味

異変とは、変わった出来事のことです。

何かしらの出来事が起きた際にそれがいつもとは違う、特徴的なものだったときに使用すると言えます。

この異変に関しても、基本的には悪い意味で使用されることがほとんどでしょう。

ただ、常に悪い意味で使わないといけない言葉ではないため、いい意味で使用できるケースもあると言えるはずです。

「異常」と「異変」の用法や用例

「昨日まではちょっと熱いくらいだったのに、今日は猛暑じゃないか。

何だ異常な気温は。

こんな状況の中じゃすぐに倒れてしまいそうだよ。

一気に暑くなりすぎだろう。」

「今まで何ともなかったのに、最近耳鳴りがするようになってきた。

何が原因なのかよく分からないけど、これは明らかに異変だし、原因を突き止めたいよね。」

異常と異変は同じような意味

異常と異変に関しては、言葉はかなり似ている状況ですけど、意味も似ていると言えるでしょう。

したがって、区別をすることはおよそ不可能だと思われます。

異常も異変も日常とは明らかに違うときに使うので、使用するシーンはほぼ同じですし、使い分けにおいては迷う人が多いはずですから、そこは理解したうえで使っていくべきです。

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