「凶暴」と「狂暴」の違い・意味と使い方・由来や例文

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凶暴は「振る舞いが荒々しいこと」。

普段の言動に荒々しい部分が見受けられるような人を凶暴と表現します。

危険な側面を持った人物という言い方が可能でしょう。

狂暴は「正気を失ったように暴れることこと」。

正気ではないと思われるような暴れ方をするような人を狂暴と表現します。

凶暴よりも恐ろしいという言い方ができるはずです。

「凶暴」の意味

凶暴とは、振る舞いが荒々しいことです。

そういった状況が見られるような人に対して使いますが、動物に対して使うこともできます。

人に対して襲い掛かってくるようなケースがあれば、その動物は凶暴という言い方をされるのです。

基本的には危険な存在に対して使われる言葉なので、そこまで頻繁に使用されるわけではありません。

「狂暴」の意味

狂暴とは、正気を失ったような状況で暴れることです。

狂暴に関しても人間のみならず、動物に対して使われる場合があります。

凶暴よりもさらに恐ろしいイメージをもたらす状況と言え、狂暴と表現できる存在に対しては、身の危険を感じる可能性もあります。

正気を失っているように見える以上、対処のしようがないと言えるケースもあるでしょう。

「凶暴」と「狂暴」の用法や用例

「あの家の犬は番犬と言えるほどに凶暴だな。

飼い主以外の人に対しては毎回吠える状況だから。

あの家の前を通るのが非常に怖く感じられるよ。」

「たまに狂暴な人を見かけるけど、本当にまるで正気を失ってしまったかのような状況で、一体何がったのかと不思議な感じに見えるんだよな。

滅多にそういう人は見かけないけどさ。」

凶暴と狂暴はともに恐ろしく感じる状況

凶暴と狂暴に関しては、ともに人間や動物の恐ろしい状況を表現する言葉です。

乱暴な面が見受けられると言え、非常に危険な状況を表しています。

しかし、どちらかと言えば狂暴の方がより恐ろしいと言え、かなり稀なケースと言えるはずです。

ただ、凶暴と狂暴の明確な基準はないので、区別をすることはかなり難しいと評価できるはずです。

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