同行は「特定の人間に連れ添って、特定の目的地まで行くこと」。
自分が特定の人間と同じ目地にまで一緒に行くような機会で使う言葉と言えます。
同伴は「特定の目的地まで男女が一緒に向かうこと」。
意味としては同行にかなり似ているのですが、基本的には男女に対して使う傾向があります。
一方の性別の人間が異性とどこかに行くようなケースで使用するのです。
「同行」の意味
同行とは、特定の人間に連れ添って、特定の目的地まで行くことです。
誰かに連れ添っていく行く必要があるので、同行は1人ではできません。
ただ、連れ添う人間は誰でも良くて、目的地もどこでもいいので、いろいろなケースで使用される可能性がある言葉でしょう。
日常的に同行を使用している人は普通にいると言えるはずです。
「同伴」の意味
同伴とは、特定の目的地まで男女が一緒に向かうことです。
同性同士でも使えなくはないのですが、同伴と言えば異性同士の組み合わせで使用することが多いです。
したがって、男女以外の組み合わせで同伴を使うと、違和感を持たれる可能性があります。
現代では、男女がどこかに遊びに行くようなケースで使用することが多く、そういった場面が顕著です。
「同行」と「同伴」の用法や用例
「中学受験をするにあたって、子供1人では入試会場に行けるかどうか分からないから、親である自分が同行することになった。
やはり安心できる状況で受験させてやりたいからな。」
「今夜はある女性と同伴をすることになっている。
前々から非常に楽しみにしていたからな。
早く時間にならないかな。
非常に待ち遠しくて仕方ない状況だよ。」
同行と同伴は同じような状況と言える
同行と同伴に関しては、特定の人間と一緒に同じ目的地に行くことです。
そういう意味では、見た目で言えばほぼ同じ状況と評価できます。
ただ、同伴に関しては男女の組み合わせのケースで使うので、同行とはそこが異なっています。
同行はいろいろなケースで使用できますけど、同伴は限定的なケースでしか使用できないと言えるのです。