応援は「特定の人間や団体の味方となり、助けになること」。
何らかの具体的な支援をしていくようなときに応援という言葉を使います。
いろいろなシーンで使える言葉です。
後援は「特定の計画などの後ろ盾になること」。
特定の計画を実行するにあたって、資金協力などをしたりする際に使います。
ただ、計画に中枢に加わるわけではありません。
「応援」の意味
応援とは、特定の人間や団体の味方となり、助けになることです。
いろいろな形で助けになることができますから、その方法はかなりバリエーションがあるでしょう。
多くの場合には心の中で声援を送っているというケースが多く、これは応援の典型例です。
したがって、応援に関しては誰もが日常的にやっている行為とも言える状況です。
「後援」の意味
後援とは、特定の計画などの後ろ盾になることです。
協力の仕方はいろいろな方法がありますけど、例えば資金を提供するなどが典型的です。
計画の中枢に加わるわけではなく、あくまでもそっと支援をしていくような状況であり、そういう意味では応援と似たような側面がある言葉です。
応援との使い分けが難しい言葉と言えるでしょう。
「応援」と「後援」の用法や用例
「応援しているプロ野球チームに関して、本当は球場まで行きたいんだが、なかなか都合が合わない。
だから、仕方なく自宅でテレビを見ながら心の中で声援を送っているよ。」
「地域活性化にかかわる計画に関して、賛同できる面があったから、資金協力だけしようと思う。
計画に直接かかわる時間的余裕がないから、こういった形での貢献が1番だと思うんだよね。」
応援と後援の違いは難しい
応援も後援も特定の存在に関して力になる、助けになる状況を指しています。
したがって、どちらも何かしらの貢献をしている状況であり、応援と後援を正確に区別することは難しいでしょう。
ただ、応援は声をかけたり、心の中で思ったりというケースが多いのに対して、後援はお金を提供するなどの方法がとられるケースが多いので、そこで違いを認識すると良いです。