「サボタージュ」と「ボイコット」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

サボタージュは「わざと仕事の能率を下げて、会社に打撃を与えることにより、労働問題の解決を図る手段のこと」。

会社に損を与え続けることで、譲歩を引き出そうとする意図があります。

ボイコットは「特定の商品を買わないこと、果たすべき任務を拒否すること」。

元々は商品の売り手を排斥する行動として使われてきましたが、今日ではそれ以外の意味も持っています。

「サボタージュ」の意味

サボタージュとは、仕事における能力を意図的に下げて、会社に打撃を与えることにより、労働問題の解決を図る手段です。

このままの状況が続くと会社としても困るため、労働者の望みを叶えようとする可能性があるため、そういった部分を意図した行動と言えます。

日本では頻繁に見られる行動ではないので、メジャーな用語とは言えませんが、サボるという言い方に変えて使われる場合があります。

「ボイコット」の意味

ボイコットとは、特定の商品を買わないこと、果たすべき任務を拒否することという意味です。

元々は前者の意味で使われていましたが、その後より広い意味で使われるようになりました。

現在では後者の意味も含めて使われているので、割といろいろなケースで使用できる言葉となっています。

ボイコットに関しては日常的に聞くシーンが普通にあるでしょう。

「サボタージュ」と「ボイコット」の用法や用例

「労働者と経営者側が対立しているときには、労働者がサボタージュの手段に出ることがある。

会社に対して損害を与えることで、譲歩を引き出そうとする手法と言えるだろう。」

「今回俺が任された役割はどうも納得いかない。

でも、抗議しても恐らく聞き入れてもらえないだろう。

じゃあ、ボイコットをするしかないな。

それでなんとか考え直してもらいたいのだ。」

サボタージュとボイコットは似たような意味と言える

サボタージュとボイコットは似たような意味を持っています。

サボタージュは意図的に仕事の能率を落とすことで、ボイコットは特定の任務を拒否することです。

その結果、何らかの情報を引き出そうとする目的があるので、全体的にはかなり似ている言葉と言えるでしょう。

ただ、ボイコットには特定の商品を買わないという意味も含まれているので、そこも覚えておきましょう。

最新の記事はこちらから