「撃退」と「撃墜」の違い・意味と使い方・由来や例文

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撃退は「特定の人間、または敵を撃ち退けること」。

発砲などして、相手を退けるという意味がありますが、日常的に見るような光景ではありません。

撃墜は「航空機などを撃ち、墜落させること」。

基本的には空を飛んでいる物体に対して使う言葉ですが、墜落しなかったときには撃破という言葉を使用する場合があります。

こちらも日常的に見るような光景ではありません。

「撃退」の意味

撃退とは、特定の人間、または敵を撃ち退けることです。

人間に対して発砲などをしないといけないので、銃器などが使われますが、そういった場面はなかなか存在しません。

したがって、撃退と言えるような場面に遭遇することは多くの人にとってはまず考えられないのです。

したがって、ドラマなどのシーン、戦場などで存在する可能性があるくらいでしょう。

「撃墜」の意味

撃墜とは、航空機などを撃ち、墜落させることです。

基本的には空を飛んでいる物体に対して使われます。

空を飛んでいる物体を撃ったうえで、墜落させた状態を撃墜と呼びます。

したがって、命中させたが墜落しなかった場合には撃破という言葉を使うのです。

だから、撃墜と言えるかどうかの判断については非常に重要と言えるでしょう。

「撃退」と「撃墜」の用法や用例

「戦場にもし自分がいたら、向かってくる敵は全員即座に撃退しようとするだろう。

そうしないと自分の命が危ないから。

迷っている暇はないと思うんだよね。」

「特定の国の領空を侵犯すると、その航空機は撃墜されることがある。

そういった事件は過去に起きている。

空にも領土があるということで、そこを意識しないといけないんだよね。」

撃退と撃墜はどちらも撃つことが重要

撃退と撃墜は内容はそれぞれ違っていますけど、どちらも撃つことが必要です。

その部分がないと、どちらも使用できない言葉と言えます。

したがって、そこは両者のポイントであると言えます。

しかし、撃退も撃墜も日常生活で遭遇することはないですし、目撃する可能性も相当低いでしょう。

だから、知っておかないといけない言葉とは言い難いです。

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