「篠笛」と「横笛」の違い・意味と使い方・由来や例文

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篠笛は「伝統芸能で使われる竹で出来た横笛のこと」。

「竹笛」と言い換えると分かりやすい。

横笛は「横型の笛の総称のこと」。

「フルート」と言い換えると分かりやすい。

基本的に「横笛」は歌口から息を吹き込み、一方を塞いだ管の中で共鳴させて音を奏でます。

「横笛」とは笛を横に構えて使うことから言い、「縦笛」と対比した言葉です。

「篠笛」は篠竹から作られます。

「篠笛」は篠竹から出来た和楽器の笛のことで「竹笛」ともいい、簡単な造りですが音を出すのは相当難しいのです。

祭囃子・獅子舞・神楽・民謡・長唄などで使われている横笛は皆名前が異なっても篠笛です。

短い順に十二調子から一番低い音が出る一本調子まであります。

他には他の楽器と合奏用がし易い唄もの・古典調・能楽の能管・雅楽の竜笛などの種類もあります。

「横笛」は横型の笛の総称

「横笛」は和楽器では「篠笛」のことですが、洋楽器ではフルート・ピッコロなどの木管楽器になります。
横に構えて吹く笛は「横笛」ですが、世界には様々な笛が存在します。

例えば、コンサート用「フルート・ピッコロ」、インドの古典的な横笛「バーンスリー」、ベトナムの民族音楽で使う竹笛「アムサーオ」などがあります。

「篠笛」も「横笛」の一つ
日本では「横笛」と言えば「篠笛」のことを言います。

能や獅子舞・神楽などの多くの古典芸能から全国の祭囃子などまで欠かせないものとなっています。

「篠笛」とは篠竹の片方を閉じて中を貫通させ、直線状に穴を空けて左端にある吹き込み口から息を通し、管の中で振動を起こして音を出すものです。

「横笛」は西洋音楽では「フルート」のことになります。

「横笛」は「縦笛」と対比されます。

「横笛」は横に構える笛、「縦笛」は縦に構える笛です。

当たり前ですが、それぞれ様々な種類があり、「笛」自体造りも演奏方もシンプルなだけに難しいと言えます。

リコーダー以外の縦笛や横笛全般はまず、音はすぐには出ませんから相当の熟練が必要です。

特に「篠笛」は難しいだけ熟練者の奏でる音は味わいのあるものになります。

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