「利益」と「利潤」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

利益は「儲けのこと」。

広く儲けに該当するものを利益と表現しますが、該当するものは非常に多く存在し、無数にあることから、いろいろなシーンで使うことが可能です。

利潤は「事業などを通じて得られた儲けのこと」。

基本的には金銭的な儲けを指すことが多く、特にビジネスにおいて使われることが多いため、そこが特徴と言えます。

「利益」の意味

利益とは、何らかの儲けのことです。

金銭的な儲けを指すことが多いものの、金銭だけに限らない点は特徴でしょう。

精神的に何らかの得をした気分になったときには、それ自体を利益と呼ぶようなこともありますから。

したがって、利益という言葉は非常に幅広く、いろいろなシーンで使うことができます。

実際、頻繁に耳にするケースが多いでしょう。

「利潤」の意味

利潤とは、金銭的な儲けのことです。

利益とは違い、基本的には金銭的な儲けのみを指すことが多く、それによって事業などのビジネスシーンで使われやすい言葉になります。

したがって、利潤に関しては使用シーンが限定され、意味もほぼ固定されるので、その都度利潤という言葉の意味について深く考える必要はないと言えるでしょう。

「利益」の「利潤」の用法や用例

「攻略本を買ったおかげで、このゲームが一気に進んだよ。

出費はあったけど、ゲームをプレイするのがより楽しくなったから、十分に利益があったと言えるだろう。」

「会社の目的の1つには利潤を出すこと、つまり金銭的に儲けることがあるが、それだけがすべてではない。

それ以外にも企業としては追求する目的があるのではないか。」

利益と利潤は同じような意味として使われる

利益と利潤は金銭的な儲けを指す言葉としてよく使われる傾向にあります。

したがって、それぞれの意味はほぼ同じと評価できるのです。

ただ、利益は金銭的な部分以外の何らかの得に対しても使えるため、利潤よりは使用できるシーンが広く、そこは1つの特徴と言えます。

だから、利益と利潤の違いはそういったところにあるのです。

最新の記事はこちらから