「起こす」と「興す」の違い・意味と使い方・由来や例文

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起こすは「倒れている人やモノを立たせること、何かを発生させること」。

倒れていたり、横になっているものを立たせる、きちんとした状態に直すという意味があります。

興すは「新しく物事を始めること」。

何かを新しく始める際に興すを使います。

会社を始めるようなときには代表的な言葉で、それ以外でも事業などに対して使うことが多いです。

「起こす」の意味

起こすとは、倒れている、横になっている人やモノを立たせること、ちゃんとした状態に直すことです。

いろいろな状況で使うことができますが、起こすには何かを発生させるという意味もあります。

こちらに関しても割と頻繁に使う意味になっているので、起こすに関してはメジャーな意味が2つあるという状況であり、使い分けには注意していきましょう。

「興す」の意味

興すとは、新しく何かを始めるという意味があります。

したがって、何かを新しく始める際には広く使うことができるのです。

ただ、興すという言葉はやや難しいため、日常生活で使っている人はあまり見ません。

しかし、会社や事業を新しく始めるときには興すという言葉を使うことが多いので、こういうシーンで使うということを覚えておきましょう。

「起こす」と「興す」の用法や用例

「国全体が貧しくて、国民生活が立ちいかなくなったときには、戦争を起こすというのは1つの手段だろう。

昔は実際にそういう手段をとっていた国があったわけだ。」

「会社を興すというのは一大決心だったよ。

人生を懸けた勝負になるからね。

ただ、自分で作った会社で働くというのは、すごい新鮮な気分だし、気持ちが良いものだね。」

起こすと興すは使用頻度が違う

起こすと興すに関してはそれぞれ意味も異なっていますけど、使用頻度に大きな違いが存在しているのです。

起こすは日常生活の中で使う機会がかなり多いです。

したがって、多くの人たちにとって馴染みが相当感じられるでしょう。

ただ、興すに関しては日常生活の中で使う機会はあまり多くありませんし、馴染みがないと感じている人が多いはずです。

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