頓挫するは「当初の勢いが弱まる状況のこと」。
順調に進んでいた計画などに関して、途中で問題が発生したりする状況を指しています。
暗礁に乗り上げるは「予想外の困難により、物事の進行に影響が出る状況のこと」。
意味は頓挫するに似ていますし、同じような意味として使われることが多いです。
何らかの計画に問題が起きたときなどで使います。
「頓挫する」の意味
頓挫するは、当初の勢いが弱まることであり、ビジネスシーンで使うことが多いです。
当初は計画が順調に進んでいたものの、突如何らかの問題が発生して、計画の進行が狂うような状況があれば、この言葉を使います。
ただ、単純に頓挫とだけ使う場合もあります。
頓挫するといった形で動詞のように使う場合もあるものの、そうじゃないケースもあるのは知っておきましょう。
「暗礁に乗り上げる」の意味
暗礁に乗り上げるとは、予想外の困難が発生したために、計画の進行に影響が出る状況のことです。
したがって、頓挫すると意味はほぼ変わりません。
暗礁に乗り上げるに関してもビジネスシーンなどでよく耳にする言葉ですけど、そこまで頻繁に使うとは言えないでしょう。
しかし、暗礁に乗り上げるという言葉にぴったりな場面は少なからず経験するはずです。
「頓挫する」と「暗礁に乗り上げる」の用法や用例
「順調にいっていた計画が頓挫する状況になるとテンション下がるよな。
ただ、何事もずっと上手くいくはずないのだから、これくらいのことは十分に予想できたことだけどね。」
「今月の売り上げは順調だったんだが、最近は予想外の異常な天候によって売り上げが落ち始め、完全に暗礁に乗り上げる形となってしまった。
時間が過ぎればまた元に戻るとは思うんだけど。」
頓挫すると暗礁に乗り上げるは同じ意味として使われる
頓挫すると暗礁に乗り上げるは基本的には意味はほぼ同じです。
したがって、同じようなシーンで使うことになります。
どちらもビジネスシーンが中心と言えるため、そういった場面を想定しておくと良いでしょう。
ちょっと難しい言葉なので、頻繁に使うということはないかもしれないですけど、意味は覚えておいた方が良いでしょう。