「終日」と「全日」の違い・意味と使い方・由来や例文

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終日は「一日中、朝から晩までのこと」。

その日の全部といった意味があり、一日中何かが続いたようなときに、よく使われる表現と言えます。

全日は「一日中、毎日のこと」。

一日中という部分では終日と同じ意味になりますが、それに加えて毎日という意味も備わっているため、その点において終日とは違った言葉と評価できるでしょう。

「終日」の意味

終日とは、一日中、朝から晩までという意味です。

何かしらの状況が一日中続いたときなどのケースで使うことが多いです。

例えば、仕事が一日中続いた、朝から晩まで働きっぱなしだったときには、終日という言葉を使うことになります。

一日中という言葉でも大丈夫なので、あえて終日というやや難しい言葉を使用するケースは少ないですけど、覚えておくと便利です。

「全日」の意味

全日とは、一日中、毎日という意味です。

したがって、終日という言葉とほぼ同じ意味で使われることもありますが、全く違う意味で使用されることもあるのです。

ただ、全日は毎日という意味で使用されることはあるものの、この場合にはやはり毎日という言葉の方がメジャーであるため、あえて全日を選ぶケースは少ないでしょう。

「終日」と「全日」の用法や用例

「今日は終日外を歩き回っていたから、足への疲労感が半端ない。

とんでもなく疲れて何もできそうにないわ。

ご飯を食べて、風呂に入って寝るだけにしよう。」

「健康のためにウォーキングをする習慣を続けているが、今のところは全日続けることができている。

このまま運動をする習慣が完全に身に付けばいいのだが、上手くいくだろうか。」

終日と全日は同じような意味の言葉である

終日と全日はどちらも一日中という意味を持っているため、その点で言えば同じような言葉という評価が可能でしょう。

ただ、全日はそれに加えて別の意味があるため、複数の使い方ができる点には注意です。

終日と全日はどちらも他に言い換えが可能であるため、別の言い方をする方が多いでしょうし、使用頻度はそこまで高くはないはずです。

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