面接と面談の意味は違います。
面接と面談では、どの点が違うのでしょうか。
面接の意味は、「人の能力や人柄を判断するために会って話をする事」になります。
就職試験や入学試験の時に行われるのが面接です。
ペーパーテストだけではなく、面接も合否判断の基準の一つとして利用されています。
面談の意味は、「直接会って話をする事」です。
例えば、個人面談や三者面談などがあります。
面談の場合は、お互いに意見を述べる時に使うのです。
「面接」の意味
面接のもともとの意味は、直接会う事です。
面接の「面」は、顔を合わせるという意味があります。
面接の「接」は、近づくや交わるという意味です。
面接になると、対面して接するという意味になります。
就職試験や入学試験の時に、志望者に直接会って人柄を知るために行うのです。
志望者に質問する事で、志望者の意欲や能力が分かります。
面接を使った言葉には、面接試験などです。
「面談」の意味
面談の意味は、直接会って話す事です。
面談の「面」には、面接の面と同じ意味になります。
つまり顔を合わせるという意味です。
面談の「談」は、語るや話すという意味になります。
面接と違う点なのは、面接には採用する側と採用される側の上下関係があるのです。
しかし面談には、上下関係はありません。
面談はお互いに理解を深めるために、会って話をする事なのです。
「面接」と「面談」の用法や用例
面接と面談の用法や用例を紹介します。
まず面接の場合です。
面接の例文だと、「役員面接だったので、今まで以上に緊張した」になります。
役員面接なので、今までに面接の中で一番緊張していた様子が分かる文章です。
面談の場合はどうでしょうか。
面談の例文だと、「学校の先生と面談がある」になります。
面談なので、面接のような緊張感を感じられません。
「面接」と「面談」の違いを理解しておこう
面接と面談と聞くと、似ています。
どちらも人に会って話をするからです。
しかし面接と面談の意味は、違います。
面接の場合は、面接する側と面接される側に上下関係があります。
それに対して面談の場合は、人と人との間に上下関係はありません。
面接と面談の違いを忘れたら、就職試験の面接・入学試験の面接・個人面談と言う言葉を思い出しましょう。
この言葉で面接と面談に違いが分かります。