「擁護」と「援護」の違い・意味と使い方・使い分け

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擁護は「特定の人物を守ること、かばうこと」。

物理的な攻撃のみではなく、何らかの批判を受けているような際にも使うことがあります。

援護は「特定の人物を守りながら、加勢すること」。

こちらに関しても、物理的な攻撃のみではなく、何らかの批判を受けているようなときに使うこともできるので、そこは覚えておく必要があります。

「擁護」の意味

擁護とは、特定の人物を守ること、かばうことという意味です。

物理的に攻撃されているときには自らが盾となったりすることを意味しますが、批判を受けているときには、そんなことはないと言ったり、そういう対応をするということが擁護にあたるわけです。

そういった使い方をするがために、擁護は日常的に割と使用する頻度が高い言葉であると言えるでしょう。

「援護」の意味

援護とは、特定の人物を守りながら、加勢するという意味です。

物理的攻撃を受けている人を守りながら、こちらも相手に攻撃をする、または特定の人物を批判している人に対して、逆に批判するような言動をとったりすることもあります。

そうやって、守るだけではなく、攻撃するような姿勢を見せるのが援護という言葉になるのです。

「擁護」と「援護」の用法や用例

「少数派の主張をしている人間を擁護すると、多数派から罵詈雑言を浴びせられることがある。

世の中は数が多いものの方が強がることがしやすいからね。」

「批判されていたある人物に加勢して、援護をしたら、その批判していた人物が何も言えなくなっていた。

結果的にその批判されていた人にかなり感謝されることになったんだ。」

擁護と援護は意味は似ている

擁護と援護は文字も似ていると言えると思うのですが、意味も割と似ているのです。

どちらも何らかの理由で困っている人を助けるという意味があります。

ただ、そのやり方がちょっと違うということで、そこが見分けるポイントと言え、擁護と援護を区別する部分なので、擁護と援護という言葉を実際に使っていくときにはそこを頭に入れておくと良いのです。

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