パスポートは「母国にて発行してもらう、自分がその国の国籍を持っていることを証明するもののこと」。
自分がどこの国籍の人間なのか？を証明するための存在と言えます。
ビザは「特定の国に入国する際に、その相手国の政府が発行する許可証のこと」。
外国人が自国に入国してくる際、許可を出すときに使うのがビザとなっているのです。
「パスポート」の意味
パスポートとは、母国に発行してもらう、自分がその国の国籍をちゃんと持っていることの証明書です。
したがって、日本人は日本で発行してもらうことになります。
パスポートは身分証明書代わりになるので、自分の国籍を証明しないといけないようなシーン以外でも使うことができ、割と万能な存在であるということも言えるでしょう。
「ビザ」の意味
ビザとは、自分が海外に渡る際に渡航先の政府から発行してもらうための許可証です。
政府からすれば、自国に入国してくる人に対して許可を出すか？を決めることができますが、許可を実際に与えると決めた人に対してビザを渡すということになるのです。
パスポートは身分証明書ですけど、ビザは許可証ということで、そこに違いがあります。
「パスポート」と「ビザ」の用法や用例
「海外旅行に行くためにパスポートを作ったんだけど、パスポートというのは普段は身分証明書としても利用することが可能な場合があるから、結構持っておくと便利だと思うんだ。」
「海外で語学留学をしようと思うんだけど、まずはビザがちゃんと下りるか？どうかが重要なんだよな。
初めての海外だから、不安なことは多くあって大変なんだよ。」
パスポートとビザは役割が違う
海外に行くようなときに関係あるのがパスポートとビザなので、同じようなものじゃないのか？と思っている人もいるかもしれません。
しかし、パスポートとビザというのは役割が違います。
国籍を証明するのがパスポートで、向かった先の国の政府の許可を証明するのがビザになります。
したがって、そういう違いを認識しておかないといけないのです。