「球審」と「主審」の違い・意味と使い方・使い分け

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球審は「主に野球において、捕手の後ろに立ち、ストライクやボールなどの判定を行う審判のこと」。

野球の試合の中では最も目立つ、仕事量が多いとも言える存在です。

主審は「その試合における責任審判のこと」。

プロ野球の試合では、1試合で4人の審判が立ち会いますけど、そのうちの1人が責任審判という立場となっているのです。

「球審」の意味

球審とは、主に野球の試合においてストライクやボールの判定を行う審判のことです。

あとはホームでのアウト、セーフの判定などを行いますが、試合中かなり動くことが多いので、特に大変な役割を担っていると言えます。

野球の試合においては最も目立つ存在であり、重要な存在であると言えるのです。

塁審と比べると、特別な審判という印象はあります。

「主審」の意味

主審とは、その試合における責任審判のことです。

スポーツごとに呼び方が変わることがありますけど、野球の試合においては責任審判と主審は同一視されています。

そして、球審が主審になることが多いのではないか?と思っている人がいるかもしれませんけど、球審がなることもあれば、塁審があることもあるので、特別球審がなりやすいとは言えませんし、球審と主審は完全に別の概念と言えるのです。

「球審」と「主審」の用法や用例

「球審は試合中多くのケースで中腰にならないといけないし、バッターのファールチップが飛んできて身体に当たったり、本当に重労働だと思うんだよね。」

「主審というのは、野球の試合では責任審判ということがあり、主審とは区別されるんだ。

球審が1番偉いような雰囲気に見えるかもしれないけど、その試合ごとに責任審判は変わり、塁審が務めることもあるんだよ。」

球審は主審とは限らない

主審というのは責任審判のことなので、1番偉い存在であり、それは球審のことだろうと思う人もいるかもしれません。

ただ、球審が主審である場合は存在するものの、それは絶対ではありません。

したがって、球審と主審は別物であるという認識が必要であり、球審以外の審判が主審を務めているケースがあることを知っておきましょう。

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