「前評判」と「下馬評」の違い・意味と使い方・使い分け

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前評判は「特定のものに対する事前の評判のこと」。

何かが行われる前にどういった評判があるか?について表しています。

つまり、後から評判が覆ることもあります。

下馬評は「世間の評判や第3者が行う批評のこと」。

下馬評に関しても、事前にそういったものが存在することがあるので、前評判と同じような意味になることが考えられるのです。

「前評判」の意味

前評判とは、特定のものに対しての事前の評判のことです。

何かしらこれから行われるものに関して、その前にすでに存在している評判を指しているのです。

だから、結果的にその評判は後から覆ることもあるということになります。

前評判というのは事前の予想のようなものであり、その予想通りにいかないケースというのも多々あるのです。

「下馬評」の意味

下馬評とは、特定のものに対する批評や評判のことです。

特定のものが行われる以前に下馬評が存在するケースもあります。

そういう意味では、前評判と似ている言葉なのです。

ただ、下馬評に関してはスポーツなどの場面で使われることが多いです。

何らかのスポーツの順位予想などをするときには、下馬評という言葉を使うことが多いです。

「前評判」と「下馬評」の用法や用例

「この映画の前評判は正直言ってあまりよくなかったと思う。

しかし、実際に見てみるとかなり面白かったと思うんだよな。

いい意味で期待を裏切ってくれた。」

「今年のプロ野球は下馬評通りにはいかず、ほとんど期待されていなかったチームが日本一になったな。

事前の予想というものはほとんどあてにならないということなんだろう。」

前評判と下馬評は似ている言葉

前評判というのは、事前の評判という意味です。

そして、下馬評というのは特定のものが行われる前に存在する批評などのことであり、スポーツの結果などに対する予測という意味を含んでいます。

したがって、前評判と下馬評というのは同じような意味と言えるでしょう。

ただ、前評判はその名の通り評判のことで、下馬評は予想などの意味になることもあるので、そこが違いと言えます。

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