「不登校」と「登校拒否」の違い・意味と使い方・使い分け

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不登校は「連続、または断続的に学校に行かない状況が続くこと」。

30日以上の欠席が1つの基準になっています。

30日以上連続して、断続的に学校に行かない状況があれば、それは不登校ということです。

登校拒否は「学校に行くことを拒むこと」。

何らかの理由により学校に行きたくないという意思を示しているときに使う言葉と言えます。

「不登校」の意味

不登校とは、連続して、または断続的に30日以上学校に行かない状態のことです。

30日以上そういった状況が続いたときには不登校と言えるのです。

学校に行く気配を全く見せないときに使いますが、病気や家庭の事情などを除くとなっているので、何でもいいから30日以上そういった状況が続いたときに不登校と呼ぶというわけではないのです。

「登校拒否」の意味

登校拒否とは、何らかの理由によって学校に行きたくないという意思を示したときに使います。

理由はそれぞれですが、登校拒否に関しては1回でもそういった状況が発生したら、登校拒否と言えなくはないです。

そして、その登校拒否が30日以上連続して、または断続的に続いたら不登校と言える状況になっていくということです。

「不登校」と「登校拒否」の用法や用例

「不登校の状態になると、そこから再び学校に通うのは難しいよね。

普段自分がいないのが当たり前の教室に自分が行かないといけないということを想像しただけで怖いもんね。」

「子供はいろいろな理由で登校拒否になることがある。

それが長引くと不登校の状態になりやすいから、登校拒否の状況のうちに対処するのが、学校に通わすことを考えたら大切だ。」

不登校は登校拒否の延長線上にある

不登校と言うのは連続して、または断続的に30日以上学校に行かない状況が続いたときに使う言葉ですが、それ以前は登校拒否という言葉を使います。

何らかの理由で登校拒否があり、それがずっと繰り返されたときに結果的に不登校の状態になるということで、不登校と登校拒否の関係はそういった部分で理解をしておくと良いです。

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