「ウィスキー」と「ブランデー」の違い・意味と使い方・使い分け

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「ウィスキー」と「ブランデー」はどちらも蒸留酒で、基本的にはアルコール度数40%以上の強いお酒です。

それぞれの色も大体いわゆる「琥珀色」でかつ、どちらの香りも強いため、お酒に詳しくない人は区別のつかない人がいるようですが、原材料が根本的に異なっています。

「ウィスキー」は穀物の蒸留酒

もっとも有名な本場スコットランドのであるウィスキー「スコッチウィスキー」は麦(麦芽)を発酵させてビールのようなものを作り、これを蒸留させて蒸留酒を作り長い年月をかけ木の樽の中で熟成させます。

長い年月をかけたものほど高級酒として珍重されます。

バーボンと呼ばれるウィスキーの原料はトウモロコシですがいずれにしても穀物から作られます。

「ブランデー」は果実の蒸留酒

葡萄酒の生産国はどの国もブランデーも作りますが、一番有名なのはフランス産のものです。

作られた地域により「コニャック」「アルマニャック」と呼ばれますが、ブドウから作った葡萄酒を蒸留してブランデーに仕上げます。

ウィスキーと同様木の樽で熟成され、古いものほど高級酒として珍重されます。

他の果実を原料とするブランデーもあり、リンゴから作られたものは「アップルブランデー」、チェリーのものは「チェリーブランデー」と呼ばれます。

「ウィスキー」と「ブランデー」の飲まれ方

最近は、ブランデーも水割りで飲む人もあるようですが、基本的にはその芳醇な香りを楽しむために独特な形のブランデーグラスで温めながら飲むのがよいでしょう。

ウィスキーもいい香りですが、シングルグラスやダブルグラスという違う大きさのグラスでストレートで飲むのもよし、氷を入れたり水割りにしたり、炭酸水で割ってハイボールといった違う飲み方を楽しめます。

「ウィスキー」と「ブランデー」の値段差

基本的には「ウィスキー」も「ブランデー」も古いものほど桁違いに値段が跳ね上がっていきますが、特にブランデーの方が「ナポレオン」だの「カミュ」といった銘柄のものが高くなっているような気がします。

「ウィスキー」も数十年の熟成を経たものはやはり天文学的な値が付くこともあります。

いずれにしても、それぞれの好みと懐具合を勘案して飲むのがいいでしょう。

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