「借金を少しずつ返済する」、「物事が少しずつ進んでいく」という意味で、元々は借金を少しずつ返済するという意味でしたが、その後物事が少しずつ進む、少しずつ取り組むという意味でも使われるようになったのです。
なし崩しというのはどちらの意味でも使うことができますが、使用する機会で言えばやはり後者の方が多いということになるのです。
「なし崩し」の意味
なし崩しというのは、借金を少しずつ返済するという意味がありますが、それと似たような意味で物事が少しずつ進む、少しずつ取り組むという言葉でもあるのです。
こちらの意味の方がより広い範囲を含んでいるので、いろいろなシーンで使うことが可能であると言えるでしょう。
なし崩しというのは基本的にはマイナスイメージの言葉ではないのです。
「なし崩し」の使い方
なし崩しというのは、物事が少しずつではあるがきちんと進んでいること、少しずつ取り組もうとするという意味しています。
だから、そういうことが言えるシーンでは幅広く使える言葉なのです。
勉強や仕事をしているシーンでは特になし崩しという言葉はぴったりです。
自分が思った通りに順調に進んでいる、少しずつ取り組もうかと思ったときにはなし崩しを使いましょう。
「なし崩し」の例文
「今やっている仕事に関しては、量が膨大すぎるからなし崩しで進めていったのですよ。
そしたら思いのほか順調に進んで、結果的にはちゃんと終わらせることができました。
それでもかなり時間はかかりましたけどね。
今はちゃんと自分の仕事を全うできたということに関して、かなり安心感を持っています。
これからもこういうやり方で取り組んでいきたいですね。」
なし崩しはマイナスイメージはない言葉
なし崩しという言葉に関しては、世間で勘違いされている面もあるようです。
というのも、なし崩しはマイナスイメージのある言葉だと思っている人もいるようです。
ただ、基本的にそういう意味はなく、客観的に見て物事が少しずつ進んでいる、または何かに取り組む際に少しずつやっていくという意味なので、マイナスの意味を含んだ言葉ではありません。