「イニシアチブ」の意味と使い方・由来や例文

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イニシアチブという言葉も、他のカタカナ英語同様、日本語化している言葉です。

元々は、英語で、大きく分けて3つの意味を持ちます。

1つは、事態を改善するための、新規の構想、計画、戦略、2つ目が、自発的な性格のこと、3つ目が、率先、主導、主導権です。

日本語だと3つ目のみの意味を持つ言葉として扱われますが、実は、複数の意味を持つ言葉なのです。

「イニシアチブ」の意味

上にも書いた通り、イニシアチブは3つの意味を持つ言葉です。

そして、その内、日本語の場合は、率先、主導といった意味で使われることが多いです。

日常会話で使うならば、ほとんどがこれでしょう。

しかし、ビジネスの場面では、事業を改善するための、新規の構想という意味でも使われることがあるようです。

つまり、ほとんどの場面で、主導権の意味で使われますが、ビジネスの場面ならば、構想という意味でも使われるということです。

「イニシアチブ」の使い方

名詞として使われることがほとんどです。

イニシアチブを取る、握る、持つなど、日本語の「主導権」を置き換えて使います。

日常の会話、スポーツの試合、など、あらゆる場面で耳にします。

また、ビジネスの場面では、事業を改善するための構想という意味の時に、「〇〇イニシアチブ」というように、計画の名称として使われることもあるようです。

「イニシアチブ」の例文

我らが日本代表は、イニシアチブを取って、有利に試合を進めている。

恋愛において、男がイニシアチブを握ると、あまりよい結果を生まない。

会社の会議で、イニシアチブを取って、積極的に発言する。

交渉事では、常に自分がイニシアチブを持つことが重要だ。

この業界のイニシアチブを取るために、共に頑張ろう。

あの新入社員は、若いのにイニシアチブを発揮できる優秀な人物だ。

「イニシアチブ」についてのまとめ

今回は、イニシアチブをという言葉についてまとめてきました。

他のカタカナ英語と同じく、日常にも浸透している言葉なので、意味を理解している方も多いでしょう。

しかし、ビジネスの場面での意味は、知らない方もいるのではないでしょうか。

全ての職種で使うというわけでは無いかもしれませんが、知っておくと役に立つ場面もあると思います。

知識として、頭に入れておきましょう。

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