「遵守」の意味と使い方・由来や例文

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遵守の尊という字には、尊いという意味があります。

道徳、規則や法律などに逆らわず、従って、それらを守ることを指します。

広い意味で伝統や、ならわし、慣習などの、古いしきたりを守る意味にも使われることがあり、公用文や公文書に遵守という言葉が使われることが多いようです。

似た言葉には尊守や、順守、即応、コンプライアンス、適応などの言葉に、言いかえられることがあるようです。

規定や法律を守ること

遵守は公文書や公用文、契約書などの法律に関係する文章や、文部科学省が検定した学校の教科書などに用いられ、絶対に守って貰わなければいけないという意味合いがある言葉です。

同じ読み方で、順守という言葉がありますが、順守は新聞やメデイアでも使われ、規定やルールなどを常識の範囲内で守りたいという広い、緩やかな縛りの意味合いがあるようです。

法律を遵守をしないと罰則が適用されます。

法律や、法律に基づく通達、法令、条例などの政府、地方公共団体などの公的文書では遵守という言葉が用いられ、遵守をしなければ違法性があり、故意や過失の有無を問わず法的な責任を問われる場合があり、違反の内容、程度によっては罰則が適用される場合があります。

企業など一般社会でもコンプライアンスという用語で、同様もしくは、それに準じて取り扱われる場合があるようです。

契約書の内容を遵守してください。

一般社会でも企業や個人間の法的な契約文書では、契約内容に違反する行為がある、もしくは違反する行為が疑われたら責任を問われ、行為の是正、もしくは具体的な損害が起きたら損害賠償をしなければいけない場合があります。

従って、契約者双方について、契約内容を遵守して契約内容の完全なる履行を行うことが求められます。

遵守は守られるべき約束事

厳守という遵守に似た言葉は規則の他、時間や約束などを守るべきとの、広い意味でつかわれます。
又、順守という言葉も遵守と読み方は同じですが、規則やルールなどを常識的に守れば良いという意味も含まれます。

ところが遵守は、元々は道徳、慣習、法律、規則を守るという意味がありますが、実社会では法律に基づく行政等の公的文書や一般社会での契約書に使われる、守らなければいけないという、より厳格な意味あいが強いようです。

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