「利率」と「利回り」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

利率は「額面金額に対しての利子の割合のこと」。

「利子割合」と言い換えると分かりやすい。

利回りは「投資金額に対する収益の割合のこと」。

「収益割合」と言い換えると分かりやすい。

利率は表面利率と対象資産が市場変動するため実質利率とがあります。

利回りでも表面利回りとコストを加味した実質利回りとがあります。

表面的なものより実質的なものが重要です。

利率は債券金額などに決められた利益の割合のこと

利率は「利子の比率」のことで、投資金額に対して利益がいくらなのかを予め決めて置くことで、利益の受け取り金額が投資金額の何パーセントになるのかを表したものです。
例えば、債券でしたら額面金額100万円でしたら一年後に3万円の利息が付く場合、表面利率は3パーセントになると言います。

利率は表面利率や実質利率と言う区分けもあり複雑です。

利回りは投資額に対する収益額をパーセントで表したもの

利回りは利益の他コストなどの損失も考慮します。
株式投資の場合は配当金の他に売買損益などが加減されます。

国債では表面利率による利益の他、売買による損益を加減しなければなりません。

不動産投資では家賃収入だけの表面利回りに捉われると危険です。

実質利回りがいくらになるのが確認することが不動産投資には重要です。

実質利回りは固定資産税・管理委託費・修繕費などのランニングコストの他、原価償却費や物件売買損益などを考慮しなければなりません。

債券の利率と利回りの関係は分かりづらい。

国債などの債券は額面金額に対する利率はあるので、毎年利子を一定額受け取ることができます。

10年債の場合、額面100万円で利率が3%とすれば10年で30万円の利息が受け取れます。

もし購入時に98万円で買っていれば、償還時に100万円の額面金額を受け取れますから、売買益が2万円入り、投資金額に対する最終利回りは約年3.2%となります。

正確には額面100円当たりで計算する式があり、税引き前最終利回り={表面利率+(100円-購入価格)/償還期間}/購入価格*100です。

この場合は、{3%+(100円-98円)/10年}/98円*100=約3.265%となります。

つまり98万円の投資額に対して、30万円の利息と2万円の売買益が受け取れるのでそれを利回りと言います。

利率も利回りも設定が様々で複雑

利率は投資金額に対していくらの利益があるのかを、パーセントで表したものです。
表面利率や実質利率などがあります。

利回りは実際の投資金額に対してどれ程の収益があるのかをパーセントで表したものです。

債券や株券では額面金額に対して市場価格の変動が存在し、不動産投資では利益だけではなくランニングコストが存在するため実質利回りが大事となります。

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