「芳しくない」の意味と使い方・由来や例文

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「芳しくない」という言葉があります。

そもそも「芳しい」の否定形なのですが、この漢字、皆さんは読むことができますか?これは「かんばしい」と読みます。

この漢字は「香りが良いこと」、転じて「業績などが良いこと」という意味があります。

つまり「芳しくない」とは業績などがあまりよくなく、思わしくないという意味なのです。

思わしくない

「芳しい」は「香りが良い」ということを意味します。

しかし「芳しくない」を「香りが良くない」と言う意味で使うことはあまりありません。

普通は成績や、その人やものに対する評価があまり良くないことを表すのに用いられます。

反対に「芳しい」という言葉は評価の面ではあまり用いず、香りの良さに対して使うことが多いです。

「芳しくない」の使われ方

「芳しくない」は状況が好ましくなかったり、業績などがあまり良くないときに使われます。

普通に「好ましくない」「思わしくない」と言うよりは、さらに状況が悪いときによく使われるようです。

先ほど「芳しい」には「香りが良い」という意味があると述べましたが、香りがあまり良くないという文脈で「芳しくない」を用いることはめったにありません。

「芳しくない」の例文

「芳しくない」の例文として、「評判が芳しくない」「日本国内の反応は芳しくない」などと言うことが多いです。

意味としては「評判があまり良くない」という意味です。

「芳しくない」という言葉が文中に出てきて意味がわかりづらいときには、「あまり良くない」「思わしくない」と言い換えるとわかりやすくなると思います。

まとめ

皆さん、いかがでしたか? 「芳しくない」という言葉にはあまり思わしくないという意味があります。

評判などがあまり良くないことを表すとき、話し言葉では普通に「あまり良くない」ということが多いと思います。

そんなときに「芳しくない」という言葉を用いることで、少し格好良く見せることができますね。

皆さんもぜひ使って見てください。

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