「報告」と「連絡」の違い・意味と使い方・使い分け

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報告は「依頼や命令された事について途中経過や完了したことを伝えること」。

「経過情報」「完了通知」などと言い換えると分かり易いです。

連絡は「誰かに必要な情報を伝えること」。

「伝達」と言い換えると分かり易いです。

報告も連絡も相手は一人とは限らず、集団の場合もあります。

国会答弁などは報告、気象警報などは連絡になります。

報告は自分より目上の人から依頼や命令を受けたので結果などを返事する事です

報告は義務を伴います。

ある事柄や懸案事項を任されていたので、その経過や完了結果について上司など命令された相手の人に伝えることですので会社などでは頻繁に行われています。

また、国会答弁なとも指摘されたことについて報告をする事で、国民に途中経過とその結果などを伝える義務があります。

連絡は一方的に知らさなければならない相手に必要な情報を通知する事です

連絡は報告と異なり必ずしも絶対的な義務はありませんが、必要事項を伝えるという意味では義務感があります。

仲間や集団の内部でのコミュニケーションのために連絡は行われます。

また、気象に関する大雨警報や津波警報、火山情報、地震警報などは国民に知らさなければなりません。

伝える必要性があれば一方的に情報は発進されます。

この行事は重要ですから準備の報告はもちろんそのほかに必要な事も逐次連絡してください

何かの行事を言いつかった場合、準備に掛かる日数や予算、人数、段取りなどは当然報告の対象として経過や決まった結果などを伝えるのですが、突発的なアクシデントや当日の天気などは連絡事項として伝えることになります。

報告義務のある事は伝えなければなりませんが、連絡事項は伝えた方が当然良いとこちらが判断して伝えるのです。

仕事は報告、連絡、相談が重要と言われています

報告も連絡も仕事を行う上では絶対的に必要な事ですがそれに相談も加えて、三つの言葉を報連相という言葉で言い表せます。

それぞれの意味の違いを理解して使う事が大事で仕事をスムーズに進めることができますし、上司との信頼関係が築けることになそうです。

連絡と相談は自分の判断で出来ますが報告は出来ません。

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