「出社」と「出勤」の違い・意味と使い方・使い分け

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出社は「会社などに向かうこと」。

仕事をするために自分が勤務している会社などに向かうことを出社と言います。

出勤は「自分が日常的に行っている仕事に向かうこと。」

必ずしも会社に向かうことを意味するわけではなく、仕事をする場所に向かうことを出勤というので、その場所は会社以外にも当てはまるということが言えます。

「出社」の意味

出社とは、自分が勤めている会社などに向かうことです。

民間企業で働いている人間であれば出社する先は会社ということになりますけど、公務員の場合には会社ではなく、官庁、役所などになります。

ただ、基本的に出社という言葉は雇用されている人間が使う言葉であり、雇用されている人間がいつも働いている仕事場に向かうことを出社と言います。

「出勤」の意味

出勤とは、自分がいつも行っている仕事に向かうことです。

例えばフリーランスの人はネット環境のあるカフェなどで仕事をすることがありますが、こういった人たちがカフェに向かう場合には、場所は会社ではないので出社ではなくて出勤になります。

しかし、会社に勤めている人も会社以外の場所で仕事をする場合には出勤という言葉を使う場合もあります。

「出社」と「出勤」の用法や用例

「毎日満員電車に揺られながら、会社に行かないといけないのは大変だな。

出社するのが当たり前だけど、会社じゃなくて自宅で仕事ができるようになればいいのに。」

「ノマドでフリーランスをやっていると、出勤時間は自由に決められていいな。

それにその日の気分で出勤する場所も変えられるし。

本当に自由度が高い仕事をしているという気分になるよ。」

出社と出勤は向かう場所の違い

出社とは自分が雇用されている会社に行くことであり、そこで仕事をする前提となります。

しかし、出勤の場合には普段から仕事をするためにあまり会社には向かわず、例えば宅配業者の人間が一般の家を回って配達作業をするなどのケースがあるのです。

また、雇用されていない人の場合には会社に向かうということはないので、基本的に出勤という扱いになります。

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