「衝突」と「激突」の違い・意味と使い方・使い分け

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衝突とは、「特定のものとものが勢いよくぶつかること」。

基本的には物理的な接触を意味する言葉ですが、意見が衝突するなどの物理的ではない使い方もあります。

激突は「特定のものとものが勢いよく激しくぶつかること」。

物理的な接触という点は共通ですが、より激しい勢いでぶつかるという意味になるので、程度が異なるということになります。

「衝突」の意味

衝突とは、物理的にものとものがぶつかることであり、ある程度の勢いがないといけません。

勢いがないものは単に接触といった言い方になります。

ものが破損したりするような状況になりえるほどの勢いということです。

ただ、例えば意見が衝突するといった形で、ものではないものに対しても使うことができるのも衝突という言葉の特徴となっています。

「激突」の意味

激突とは、ものとものが激しくぶつかることで、衝突と同様に物理的な問題であり、ある程度の勢いが必要となります。

衝突よりもより激しい勢いが必要なので、ものが大破するような状況をイメージすると良いです。

激突に関しても、例えばスポーツの試合で特定の国と国が激突するといった形で、もの以外にも使うことができる言葉となっているので、そこは注意点です。

「衝突」と「激突」の用法や用例

「あの交差点で、車と車が衝突する事故があったみたい。

何が原因なのか?は分からないけど、幸いどちらのドライバーも命の別状はないみたいね。」

「ワールドカップは世界中の強い国と強い国が激突する大会で、毎回みどころしかないよ。

滅多に見られない対戦が実現したりもするし、4年に1回しかないのが惜しいと思えるほどだよね。」

衝突と激突は程度の違い

衝突と激突は起きていること自体はほとんど変わりません。

ただ、その勢いに違いがあるということで、衝突よりも激突の方がより激しくぶつかっている状況と言えます。

そこが大きな違いですけど、具体的な線引きは不可能であり、見た人のイメージなどで決められてしまうことがあります。

そして、どちらもものとものがぶつかる以外のときにも使えるという共通点があるのです。

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