「個性的」と「独創的」の違い・意味と使い方・使い分け

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個性的は「その人の性格など、その人ならではの特徴的な部分のこと」。

その人に関して元から備わっているような点を指すことが多いです。

独創的は「その人が作り上げた、表現したものにおいて他の人には見られない特徴が備わっていること」。

人が作り上げたもの、表現したものに関して特徴的な部分があるときに使う言葉と言えます。

「個性的」の意味

個性的とは、その人ならではの部分が現れたその人自身の特徴のことです。

例えば性格などが挙げられますが、その人のみを見て分かるような部分に関して使われることが多く、対象となるのは人ということになります。

ものに対して使われることがないわけではないものの、個性的な性格といった感じで、人に由来する部分に使われることがほとんどです。

「独創的」の意味

独創的とは、その人が作り上げた、表現したものを見て、その人の感性などの部分が他の人とは違うというときに使う言葉です。

特定の作品のようなものがないと使われない言葉であり、そういう意味ではものが対象となっているとも言えますが、感性を評価するときに使うこともあるので、ものではなく人を評価するときにも使用できなくはない言葉なのです。

「個性的」と「独創的」の用法や用例

「俺ってさ、びっくりしたときに絶対に笑っちゃうんだけど、それを初めて見た人はみんな個性的だねって言ってくるんだ。

確かに周りであまり見ないけれども。」

「美術の授業で作った作品なんだけどさ、俺のだけすごい独創的じゃない?浮いているっていうかさ、雰囲気が他の人の作品と明らかに違うと思うんだよね。

ちょっと恥ずかしいな。」

個性的と独創的は意味としてはほぼ同じ

個性的と独創的というのは、どちらも他の人とは違っている、変わっている部分に関して使われる言葉です。

ただし、個性的というのは人に対して使うことがほとんどとなっていますが、独創的というのはものに使うことも多々あるので、そこで違いが生まれるところです。

独創的という言葉は人単体では使いづらいということが言えるのです。

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