「家庭」と「家族」の違い・意味と使い方・使い分け

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「家庭」は、夫婦・親子などの家族が一緒に生活する集まりのことです。

家族が生活する場所も意味します。

「家庭科」「家庭医」家庭教師」「家庭サービス」「家庭菜園」のように使います。

「家族」は、社会構成の基本単位となります。

夫婦・親子・兄弟など、姻戚関係や血縁関係で結ばれて生活共同体の単位となる人々の集団のことです。

「家族合わせ」「家族計画」「家族制度」「家族手当」「家族的類似性」「家族風呂」「家族歴」「家族療法」のように使います。

「家庭」の意味

「家庭」とは、夫婦・親子などの家族が生活をともにする小さな集団のことです。

また、その生活の場所も意味します。

親族が生活を共にする生活共同体といえます。

一般的に、社会の最小生活単位は、個人ではなく家庭であると認識されています。

「家庭」は、愛情の交換の場であり、寝食の場、日々の生活の再現の場、そして、新しい生命の誕生・育成を行う場とされます。

社旗的には、伝統の継承する場であり文化の発達に寄与する場でもあります。

「家族」の意味

「家族」は、社会化に於いて最も基礎的な集団です。

婚姻によって成立した夫婦を中心とした近親者が、生計と居住を共にし、人格的結合と感情の融合のもとに生活している「小集団」です。

「家族」の基本的機能は、子供の養育と家族全員の物心両面にわたる安定の相互保障といえます。

人間生活に於いて、福祉を追求する少数の集団であるといえます。

「家庭」と「家族」の用例

「家庭」を英訳すると「A home /a family/a household/domestic」のような言葉で表されます。

類語には、「家」「うち」「ホーム」があります。

意味は、「夫婦・親子などが一緒に生活する集団、また、その集団が生活する場所のことです。」

以下のような使い方をします。

「家庭」・・・「暖かい家庭で育つ」「家庭の事情で学校をやめる」「劣悪な家庭環境」
「家」・・・・「結婚して家を持つ」「家のものは留守です」
「うち」・・・「うちの者に相談する」「母が死んで、うちは火が消えたようになった」
「ホーム」・・・「ホームドクター」「ホームウェアー」「ホームゲーム」

「家族」は、英訳では、「family/ A member of the family」のように表されます。

類語には、「ファミリー」があります。

「家族」と「ファミリー」の意味は、「同じ家に住んで生活を共にする夫婦・親子・兄弟・姉妹などの血縁や婚姻で結ばれている人々」のことです。

以下のように使います。

「家族」・・・・・・「家族の一員」「五人家族」「核家族」「家族連れ」「家族会議」「家族関係」
「ファミリー」・・・「ファミリーレストラン」「グッドファミリー」「ファミリー意識の強い組織」「ファミリー向けプラン」

「家庭」は生活の場のこと、「家族」は構成するメンバーのこと

「家庭」を表す「うち」という言葉は、「家」「内」とも書きます。

「家・うち」は、「家庭」を指すだけでなく建物を表す場合もあります。

「家・いえ」という場合には、「家を継ぐ」のように、家名・家督という意味もあります。

このように、「家庭」という言葉は、家族の生活の場所や建物に焦点を当てた言葉です。

一方「家族」は、家族を構成する人々に焦点が当たっています。

構成員は、同じ家に住んで生活を共にする夫婦・親子・兄弟・姉妹など、血縁や婚姻で結ばれている人々のことです。

この場合の使用例は、「家族の一員」「五人家族」「核家族」「家族連れ」などです。

「家族会議」「家族関係」は構成員の集団に焦点が当たっています。

その集団は、「一門」「一族」という認識も含みます。

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